君じゃなきゃダメなんだ…第１章

担当は？ ページ25

まっ、上達したからいいようなものの(ｰ ｰ;)
私のハングルの実力を知っていながらの策…
私にも増して大胆な行動。

ある意味、脱帽です(⌒-⌒; )

リュウさんが書類を差し出して契約の内容をひとつひとつ説明してくれる。
かなりの高待遇に不安が…
いったい私は何をやらされるの？

ﾘｭｳ『難しい顔されてますが、なにか不明な事がありますか？』

どうしよう？(ｰｰ;)

でも何事も初めが肝心。

仕事内容の詳細も聞かないとまたリームォから叱られそう…

A『あの〜、こんなにいい待遇で大丈夫なんですか？
いただけるお給料分はきっちり働かせていただきますが…』

ﾘｭｳ『あっ、仕事の詳細ですねっ…
私としたことが、失礼しました。

でも、今のお言葉はは頼もしいですね。大変ありがたいです。』

そう言うとにっこり笑ったリュウさん。

ﾘｭｳ『このお給料じゃ足りないって言われるくらいの仕事内容です。覚悟お願いしますよ(笑)』

ひょぇ〜(〜_〜;) のっけから怖いよぉ〜！

ﾘｭｳ『今まで、いちアーティストに一担当としてついてもらってたんですが何かと人手不足で、これを機にスタイリスト達には複数のアーティストを担当してもらように変更しようかと思ってるんです。』

A『複数？』

ﾘｭｳ『はい。Aさんはもうご存知かもしれませんが、中にはスタイリストを必要としない仕事もあります。その時に一担当制だと、時間が空いてしまう。
その点、複数だと必要とされる場所にだけ行けばいい。
その分効率的に動ける。
もちろん1人でってわけではないから安心してください。
アシスタントを2人付けますから、よろしくお願いしますねっ(^^;;』

A『私にアシスタント？私がじゃなくてですか？』

ﾘｭｳ『もちろん、あなたにはそのアシスタントの教育という仕事もありますから、このお給料をお支払いするという事です。
納得してもらえましたか？』

うん(ｰｰ;) 十分意味は理解できたけど…私に務まる？

そして、リュウさんが

ﾘｭｳ『不安そうですが、大丈夫ですか？』

でも広田さんが折角見つけてくださったこの仕事、無駄にする訳にはいかない。

A『いえ、頑張らせていただきます。』

でも気になるのは、担当アーティスト。

A『あの〜』

ﾘｭｳ『担当？ですよね？(笑)』

A『は、はい。私、あまり、韓流の方に詳しくないもので…』

私の言葉に口角をちょっとあげ笑ったリュウさん。

どうか、知ってる名前が出ますように(＞人＜;)

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