君じゃなきゃダメなんだ…第１章

恋がしたい〜 +SW・DHside ページ20

A「問題ってなんですか？」

恐る恐る聞いてみる(〜_〜;)

広田「ミュージカルの時はもちろん中国から始まり世界を回る予定なんですが、

ヘルプのスタイリストも実は海外でして…

日本で紹介できたら良かったんですが、美樹があんなことになってしまったので、当分需要がなくて…

ヘルプをやってもらうのは韓国なんですが…」

A「韓国？ですか？」

広田「はい。だからAさんもこれからの事をよく考えてから返事もらえますか？」

これからの生活の起点が韓国。

慣れない土地での新しい仕事…

果たして私に出来るかなぁ〜？

ちょっと考えこんでしまった私がいた。



「Blue world」のダンスバージョンは韓国で撮影予定だけど、イメージPVはみんなの希望で日本に決定。

SW『マネージャー、撮影はいつ頃になりそう？』

ﾖﾝｼｸ『来月終わりに日本であるペンミに合わせて撮影しようかという事になってるけど…

けど、なんでそんなこと聞くんだ？』

SW『いや、たいした事じゃないけど…少し自由な時間はあるのかなっ？って思ってさっ…』

ﾖﾝｼｸ『お前とドンヘは少しバタバタするかもなっ。

ドラマの撮影も来週からクランクインだし…』

やっぱりそうだよね(ｰｰ;)

実は日本に行くついでに唯が大好きだと言ってたあのお菓子を買いに行きたかったんだけどなっ。

SW『うん、そうだよね。わかったよ…』



シウォ二とマネージャーの会話を聞いてピンときた俺。

前にヌナが少し元気がない時にシウォ二が

SW『唯、なんか疲れてない？
唯の元気の素さえ教えてくれたら、俺が買ってきてあげるよ。』

すると何かを思い出すように上を向きながら目を瞑ったヌナが

唯『私の元気の素？

そうだねぇ〜、大好物は舟和の芋羊羹かなっ！

かなり疲れがたまってる時もあれを食べると不思議と元気になれるんだよね〜。

日本にいる時はよく買いにいったなぁ〜。

シウォンの気持ちはありがたいけど、さすがに芋羊羹はここには売ってないだろうしねっ(^^;;』

なんて言う話しを聞いていたんだよねっ

だから撮影の合間を縫ってその唯ヌナの大好物を買いに行きたかったんじゃないかなっ。

なんか健気だなぁ〜。

そう！このところのシウォ二は本当に変わったんだ。

ヌナとの距離を縮めようと頑張ってるんだよねっ。

愛の力ってやっぱりすごいなぁ〜って改めて思う日々。

俺は未だにピンとくる人もいずにくすぶってるというのになっ…

あ〜、マジで恋がしたいよ〜！

仕事と語学研修。→←本業。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す