君じゃなきゃダメなんだ…第１章

みん彼、イ・ドンヘ +璃茉side ページ16

A《なんか私、、、責任重大だねっ》

昔からちっとも変わらないA(ｰ ｰ;)

頼まれると嫌と言えない性格。

中学の頃からそうだった。
みんなが意地悪で面倒な仕事は全てAに頼んでるのに、嫌な顔一つせずに全部引き受けてしまうA。

最後に抱えきれずに先生から叱られる事もしばしば。でもけっして言いつけたりしないのがA。

そして最終的には完璧にやり切ってしまうんだよね。

だからうまいこと利用されちゃうんだけどねっ(ｰｰ;)

でも今回は仕事。中学のあの時とは違うんだよ(ｰ ｰ;)



リームォの話しを聞いて不安倍増。
でも引き受けた以上、泣き言は言えない。

A《とりあえず頑張ってみる。ゆっくり話してくれたらわかるかもしれないから！》

ここはもう覚悟を決めるしかない！と腹をくくる私。

璃茉《はぁ〜(ｰｰ;)》

更に大きなため息をつくリームォをよそにガッツポーズなどとりながら自分を奮い立たせる。

そう！なんとかなる！

絶対なんとかしなきゃ…


私が困ってるのを見兼ねての 、移動時間を利用してリームォが見せてくれたアイドル雑誌。

そこにはキラキラした男の子がいっぱい(^^;;

その中でも大々的に特集を組まれてるグループが…

これって確か、澪さんと一緒に見たSuperJunior？

A《リームォ、これってSuperJunior？》

璃茉《もしかして、自分が誰の通訳するかも聞いてなかったの？
あきれて怒る気にもならないよ。

いい？Aが通訳するのはこの人達なんだからねっ。

馬様ことチェ・シウォンとみん彼ことイ・ドンヘの事くらいは覚えておきなさいよ。》




司会っぽい人が中国語で挨拶をすると後ろの女性が、

A『ただいまより出演者のご挨拶から始めます。』って…

あれっ？なんかこの人のハングル、少したどたどしい？

通訳なのに？

そんな？からじ〜っと見つめると

ちょっと困った顔で

A『わかります？私の言葉…』

DH『あっ、は、はい！』

通じてる事は通じてる。けど…

すると横に座ってる小さな声でシウォ二が

SW『まだ緊張してんの？(笑) 』

そう言い終えると隣にいる新進気鋭の監督となにやら中国語で談笑中

シウォ二は今のたどたどしさ、気になんなかったの？




ヤバっ(ｰｰ;) 変だって思われてる。

確かに通訳のレベルじゃないよね(ｰｰ;)

ここは笑うしかない？

でもこの人の瞳、めっちゃうるうるして仔犬みたい(^^;;

さすがアイドル。

そうこれが私とドンヘ君の出会いだった。

打ち合わせ。 +DHside→←安請け合い。

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