回想*4* 真夏の出来事 ページ7
〜 SW side 〜
部長『よぉ〜し!今年の夏合宿はこれで終了!! お疲れ〜!かいさぁ〜ん!』
2泊3日のサークル夏合宿終了。
この言葉を合図に俺とユラとギュオンは俺の車で別荘に移動。
ホテルから20分の所にある別荘につくなり、
ギュオンが
GO『シウォン、そろそろA達が空港に到着する時間じゃない?こっちはユラと2人でのんびりやってるから迎えに行ってきたら!』
その言葉に慌てて時計をみると、到着まであと20分。
ここから空港までは車で30分くらいかかるから少し遅れちゃうかなっ。
YR『ヒョクやドンヘは夕方の便って言ってたから、少しAと2人でドライブでも楽しんできたら?』
SW『じゃっ、お言葉に甘えて、海岸沿いでもドライブしてくるよ。』
一週間程Aに会えていないのでそろそろ禁断症状が出る頃だし、2人の好意に素直にあまえる事にした。
空港に着くと到着ロビーで大きなスーツケースに腰掛けて待つAを発見。
音楽を聴いてるらしいAの肩は軽く左右に揺れていて、なんだかとても愛らしく見えた。
後ろからそっと近寄り、声をかける。
SW『お嬢さん、背中から久々に彼に会える嬉しさがはみ出してますよっ(*^^*)』
すると嬉しそうに振り返るA。
A『あっ、遅刻〜!20分もひとり寂しく待ってたんだからねっ(ーー;)』
寂しくっていう光景じゃなかったけどねっ(⌒-⌒; )
SW『ごめん…少し合宿終了時間がおしちゃって…行こうかっ!』
そう言いながら右手にトランク、左手でしっかりとAの手を握った。
〜 GO side 〜
YR『よっぽど会いたかったのかなっ?猛スピードだったねっ…』
そういいながら車を見送るユラ・・・後ろ姿だからその表情は読み取れないけど、、、
もしかしてあなたの中でシウォンの事はもうけりがついたんじゃないの?
昔みたいにシウォンの事が話題に上がらなくなったのもそうだけど、この頃のユラの表情を見ているととても優しくてなんだかすごく満たされているような気がするんだけど・・・
GO『ユラ、もうシウォンの事は・・・諦めた?』
恐る恐るその背中に声をかけると、振り返ったユラは少し苦笑い。
YR『諦めるも何も、もうどうしようもないってこれだけ見せつけられたら、頑張る気力もなくなっちゃった。』
GO『ユラ…』
でもユラはなんと声をかけていいかわからなくなった私に
YR『心配しないで、私、もうちゃんと前を向いてるから…』
と言って笑って見せた。
86人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りえ(プロフ) - 桃さん、あけましておめでとうございます。私もこの話のドンちゃん大好きです。肝試しではいろんな思いが交錯する予定、、、ご期待くださいませ〜! (2015年1月2日 12時) (レス) id: b613846f13 (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - りえさん、明けましておめでとうございます(*^^*)またまた青春してる~、このお話しの中のドンへ呑気そうで好きです(笑)肝試しどうなるか楽しみにしてます(*´∇`*) (2015年1月2日 12時) (レス) id: eb4f6a90df (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミッキーママ | 作成日時:2014年12月30日 17時