回想*3* 真夏の出来事 ページ6
〜 EH side 〜
EH『あのさっ、ドンヘ…お前、なんか変な想像してない?(笑)』
俺の話をどう勘違いしたのか、さっきから若干焦っている。
DH『へっ?俺達とAの3人でってやっぱりまずくない?うん、まずいよ!』
俺、ちゃんと前置きしたよなっ?
『俺達もバスケサークルの合宿に合わせて』って…もしかして都合がいい事全部吹っ飛んじゃってる?
すると超辛いスンドゥブを食べ終えたAが、
A『いやだなぁ〜!ドンヘったら何を勘違いしてるのよ。さっき、ヒョクがバスケサークルの合宿に合わせてって言ったでしょ?』
DH『へっ?バスケサークルの合宿?』
EH『そう、済州島にシウォニ達がサークルの夏合宿に行くんだよ。もちろんユラとギュオンも一緒だろっ。久々に俺達も一緒に休みとれそうだから、合宿の最終日に合わせて済州入りして海を楽しまないかって…シウォニが提案してくれたんだ。』
A『そう、済州にはシウォニんちの別荘もあるからって、どう?楽しそうじゃない?(*^_^*)』
ワクワク顔のAにこっちまでつられて笑顔になる。
やっぱり俺はAの事、まだこんなにも好きなんだって痛感させられる瞬間…
DH『なぁ〜んだ、そういう事か… シウォニという彼がいるのに何をいってるんだってマジで焦った(^_^;)』
A『もう〜、ドンヘはいつも人の話をちゃんと聞いてない〜!
2人とっては私は女子じゃないかもしれないけど…とりあえずは私も女なんだから、大人の男性である2人を自ら旅行に誘う訳ないでしょ!もう〜、考えなしだなぁ〜』
それって、俺とドンヘの事・・・男として見てるって事?
〜 You side 〜
ドンヘの驚く顔を見て、絶対勘違いしてると思った。
すぐに突っ込みたかったんだけど…スンドゥブが思いの他辛くて必死で水を飲んでたからタイミングをいっしてしまった。
でも私の言いたい事はほぼヒョクが代弁してくれたので、何とか誤解も解けたみたい。
最初は兄貴タイプのドンヘが弟イメージのヒョクの面倒を見てって構図を想像してたんだけど、
6ヶ月間付き合ってきて、その構図が完全に逆だっていう事に気づいた。
いつもはしゃいでるのはドンヘで、その上かなり支離滅裂の事をいうドンヘを、ヒョクはいつも上手になだめ、うまくカバーしている。とってもナイスなコンビネーション・・・
そう、2人といるとこっちまでとても楽しくて、あったかい気持ちになる。
今は私には、この2人はなくてはならない存在になっていた。
86人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りえ(プロフ) - 桃さん、あけましておめでとうございます。私もこの話のドンちゃん大好きです。肝試しではいろんな思いが交錯する予定、、、ご期待くださいませ〜! (2015年1月2日 12時) (レス) id: b613846f13 (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - りえさん、明けましておめでとうございます(*^^*)またまた青春してる~、このお話しの中のドンへ呑気そうで好きです(笑)肝試しどうなるか楽しみにしてます(*´∇`*) (2015年1月2日 12時) (レス) id: eb4f6a90df (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミッキーママ | 作成日時:2014年12月30日 17時