回想*21* 嫉妬 ページ36
〜 DH side 〜
DH『やっぱっ、意識がない奴って重いなっ。』
あのまま酔いつぶれてしまったギュオンは何度揺り起こしても起きなかった。
仕方なく、俺とヒョクで家まで送り届ける羽目に…
EH『お前、ギュオンの家、知ってるの?』
DH『あ〜、最初にギュオンを送る担当、俺だったろっ。』
EH『そうだったなっ。あの日から始まったんだよなっ、俺とユラも…』
そういいながら俺の前を歩くヒョク。
その背中はなんだかやけに小さく見えて胸が締め付けられる思いが…
DH『ヒョク、お前、後悔してんの?ユラとの事…』
EH『誰の事も傷つけたくないって思ってたんだけど、俺、ユラの事、傷つけたんだよなっ。』
そういいながら振り返るヒョク。
EH『俺って優柔不断で諦めの悪い…最低な奴だ。』
その顔を見た俺こそ後悔したんだ。
なんであの時、ちゃんと反対しなかったんだろうってなっ。
〜 EH side 〜
ギュオンを背負って歩く事、30分。
EH『そろそろ代わるかっ?』
DH『いや、いいよ。折角気持ちよく眠ってるのを起こすのもかわいそうだし…』って
EH『それって、罪滅ぼし?』
俺の言葉に?のドンヘが一瞬立ち止まり、
DH『俺がなんでギュオンに罪滅ぼししないといけないんだ?』
EH『ギュオンの気持ちに気づいていながら、気づかないふりしてる、その罪滅ぼし(笑)』
すると納得の表情のドンヘ
DH『その気持ちに応える事が出来ないんだから、仕方ないだろっ。』って笑った。
さっき俺には、気持ちの強さか違うなんて言ってたけど、お前もAに対する気持ちは強いんだよなっ。
EH『だなっ。それが一番正解なのかもなっ…』
〜 You side 〜
家に帰っても未だにもやもや続行中。
すると、部屋をノックする音が、
SM『A、帰ってんのか?』
A『うん。ちょっとだけ頭痛くて…』お兄ちゃんにまで嘘、ついちゃった。
SM『大丈夫かっ?』お兄ちゃんが私のおでこに手を当てる。
SM『熱はないみたいだけど、用心に越したことはないなっ。
いいか、今日はおとなしく寝てろよ。
俺、今日、バイト深夜勤だから夕飯はいらないし、明日もそのまま学校行くけど、どうしても辛くなったら電話するんだぞっ…』って…お兄ちゃん、嘘ついてごめんなさい。
お兄ちゃんが出て行って5分程たった時、玄関のチャイムが…
A『お兄ちゃん、何か忘れ物?』
てっきりお兄ちゃんだと思ってドアを開けると、そこにシウォニの姿が
SW『心配だったから、覗きに来た…』
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りえ(プロフ) - 桃さん、あけましておめでとうございます。私もこの話のドンちゃん大好きです。肝試しではいろんな思いが交錯する予定、、、ご期待くださいませ〜! (2015年1月2日 12時) (レス) id: b613846f13 (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - りえさん、明けましておめでとうございます(*^^*)またまた青春してる~、このお話しの中のドンへ呑気そうで好きです(笑)肝試しどうなるか楽しみにしてます(*´∇`*) (2015年1月2日 12時) (レス) id: eb4f6a90df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミッキーママ | 作成日時:2014年12月30日 17時