曲がり角のあなた…2

回想＊14＊ 嫉妬 ページ29

〜 Ｙｏｕ side 〜

お兄ちゃんとシウォニの顔合わせ。

最初はどうなることかと思ったけど、お酒が入ると意外と意気投合してた2人。

ちょっとだけホッとした8月の初め。

私のギブスも明日には外せるとの事で、お休みしているバイト先へ挨拶に・・・

ヒョクやドンヘと会うのもあの旅行以来。

ドンヘはたまにメールをくれたり電話をくれたけど、ヒョクからは一切なし…

シウォンから何か言われたのかなぁ〜

自分からは何の連絡もしないのに、相手からのメールや電話を要求するのもおかしい話だけど、やっぱりどこか寂しがってる私がいた。

A『こんにちは〜！』

顔を覗かせると、店長が私に気づいてくれて

店長『Aちゃん、久しぶりだね。足の具合はどう？』

A『ご迷惑おかけしてすみません。明日にはギブスも取れるので来週から復帰できそうです。』

そういいながらドンヘとヒョクの姿を探す私。

すると倉庫から本をたくさん抱えたドンヘが・・・

A『ドンヘ！』

DH『お〜！Aじゃん。元気だった？足の方は順調に回復してるの？』

A『うん、明日にはこのギブスともお別れ！やっと思い切りシャワーを浴びれる(*^_^*)』

DH『夏場だったから大変だったなっ(^_^;)』

A『うん、、、それよりヒョクは？見かけないけど、今日はシフトに入ってない日？』




〜 ＤＨ side 〜

自分から言うつもりはないって言ってたけど・・・ユラやギュオンから聞いてるもんとばかり思ってのに…そこからの情報もなかったみたいだなっ(ーー;)

DH『あいつ、、、旅行から帰った次の日にやめたんだ。知らなかった？』

俺の言葉に一瞬で固まったA。

そんなにショックだったの？

A『どうして？』

DH『前のバイト先、スポーツジムの。あそこの先輩に泣きつかれちゃったんだよ。
ダンスのインストが急にやめちゃったから、戻って来てくれないかってさっ…

俺じゃなくて、ヒョク指名だなんてちょっとむかつくけど、確かにダンスのテクはヒョクの方が上だしなっ(笑)』

A『そうなんだ・・・』

もっと突っ込んで聞かれると思ったからいろんなエピソードを考えてたんだけどなっ(ーー゛)

DH『あと、あの事も聞いてる？』ここは少し探りを入れる。

A『あの事って？』

あの日からヒョクとは会ってなかったとしても、ユラやギュオンとは会ってるだろうに・・・どうして知らないんだ？

DH『お前、この3週間、ユラ達とも会ってないの？』

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