回想*5* 嫉妬 ページ20
〜 You side 〜
SW『…だからAには俺だけを見ててほしい。約束して・・・』そう言ったシウォニの瞳がやけに寂しそうで、思わず抱きしめてしまった私。
ヒョクの事、ちょっとでもカッコいいって男性として意識した事・・・ごめんねっ
A『わかった。これからはシウォニだけを見てるから、見てるからねっ。』
そういうとおでこに静かにキスをおとした。
〜 EH side 〜
寄せては返る波を見つめながら、何度も自問自答。。。
Aはシウォニの彼女。
どんなに恋しくても、手の届かない人。
だけど、そばにいると恋しくて恋しくてたまらなくなる。
という事は・・・
その時、ユラから声をかけられた。
そうだ。俺がここで決心さえすれば、ユラも俺と同じ思いをしなくて済む…
やっぱりここが限界。
そしてその話を切り出した。。。
その時、
YR『あっ!流れ星!!ヒョク、今のみた?』
って・・・
話をそらされた。
そしてユラは俺に話す隙も与えず話し続ける。
YR『もう少し、もう少し早く気付けば願い事が出来たのに〜、、、残念。
でももっと空に集中してればまた見えるかも。そうだよねっ?ヒョク。』
EH『あの、ユラ、俺達さっ・・・』
YR『ねっ、ヒョクは流れ星が見えたら、何をお願いする?私は、もう決めてるお願い事があるの。
早く流れないかなぁ〜(*^_^*)』
さっきからずっと空を見上げてるユラ。
俺と会話をしてるはずなのにこっちを一度も見ない。
EH『ユラ、ねぇ〜、俺の話を・・・』立ち上がりながらユラの前に立つと、そこには涙を必死でこらえてるユラの姿が、、、
EH『ユラ、どうした? なんで泣きそうな顔…』
YR『誰も泣きそうな顔なんかしてないよ。勘違いだよ、ヒョク・・・』そう言いながら初めて俺の顔を見て笑ったユラ。
そして、、、
YR『ヒョクの話・・・流れ星を見つけるまで待ってくれない?
私が流れ星を見つけて、お願い事をしたら・・・今からヒョクが私に言おうとしてる事が180度変わるから!ねっ。』
そういうともう一度空を見上げるユラ。
ユラ?それはどういう事?
EH『ユラ?』
YR『待ってって言ったじゃない。もう少し、もう少しだけ待ってよ…せめて、この旅行が終わるまで、私をヒョクの彼女でいさせて・・・』
そして大粒の涙を流したユラ。
YR『ソウルに着いたら、全て終わりにするから・・・』
そういうと俺の横を通り抜けて行った。
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りえ(プロフ) - 桃さん、あけましておめでとうございます。私もこの話のドンちゃん大好きです。肝試しではいろんな思いが交錯する予定、、、ご期待くださいませ〜! (2015年1月2日 12時) (レス) id: b613846f13 (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - りえさん、明けましておめでとうございます(*^^*)またまた青春してる~、このお話しの中のドンへ呑気そうで好きです(笑)肝試しどうなるか楽しみにしてます(*´∇`*) (2015年1月2日 12時) (レス) id: eb4f6a90df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミッキーママ | 作成日時:2014年12月30日 17時