回想*4* 嫉妬 ページ19
〜 SW side 〜
別荘に戻りリビングのソファーにAをおろす。
A『ありがとう。重かったでしょ?』Aの言葉に
SW『いつもの重さだよ。大したことないww』そう答えると真っ赤になったA。
救急箱の中から湿布を取り出し、腫れたAの足首に貼りその上から包帯を巻いていく。
そしてその体勢のままAに話しかけた。
SW『さっきの答え、教えてあげようか?』視線を上げると神妙な顔つきで頷いたA。
SW『俺が不機嫌だった理由は…』
A『理由は?』
SW『ヤキモチ。遅いなぁ〜って散々心配してたら、俺の目の前に想像もしてなかったAとヒョクの姿を見て・・・ヤキモチ妬いたんだ。』
俺の言葉に申し訳なさそうな顔をしたAが
A『ごめん…反省してる。』って
SW『俺の方こそ、ごめん。Aの足がこんな状況になってるって知らなかったから…
でも、俺の気持ちもわかってくれるよねっ?』
そういうとコクンとうなづいたA。
A『逆の立場だったら、きっと私もおんなじくらい怖い顔してたと思う。』
SW『俺、そんなに怖い顔してた?』
すると俺の顔真似をし始めたA。
A『こ〜んな顔してたよ。』
どんなことをしてもかわいいA。これが俗にいう惚れた弱味って事なのか?ww
SW『それは怖そうだww』
でも、ここでAに俺の気持ちをちゃんと話しておこうとも思ったんだ。
Aの頭に手を置き、顔を覗きこみながら
SW『こんな俺、嫌いになった?』
A『そ、そんな事、ない。絶対にないから!』否定してくれてよかったよ。
SW『じゃっ、約束してくれる?』
A『約束?』
SW『俺って意外と嫉妬深いって今日確認したww これはAの責任でもあると思うんだ。』
A『私の?責任?』
SW『そう!Aが俺の事を惑わす事ばかりするから…』
A『惑わす?えっ、いつ?』
SW『こんなに俺の事夢中にさせといて、他の男と仲良くしてる。』
A『他の男って、ヒョクとドンヘの事?』
SW『そう、2人ともれっきとした成人男性!』
A『でも2人は友達だよ…シウォニにとっても大事な友達でしょ?』
やっぱりAは俺の本当の気持ちに気づいてない。
だからちょっとかっこ悪いってそう思ったけど
SW『俺にとっては大事な親友だけど、Aにとっては異性だろっ?
だからAには俺だけを見ててほしい。約束して・・・』
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りえ(プロフ) - 桃さん、あけましておめでとうございます。私もこの話のドンちゃん大好きです。肝試しではいろんな思いが交錯する予定、、、ご期待くださいませ〜! (2015年1月2日 12時) (レス) id: b613846f13 (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - りえさん、明けましておめでとうございます(*^^*)またまた青春してる~、このお話しの中のドンへ呑気そうで好きです(笑)肝試しどうなるか楽しみにしてます(*´∇`*) (2015年1月2日 12時) (レス) id: eb4f6a90df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミッキーママ | 作成日時:2014年12月30日 17時