回想*2* 嫉妬 ページ17
〜 EH side 〜
最初からわかっていたことだった・・・Aはシウォニの彼女だってこと。
だけど、シウォニから
SW『ヒョク、Aをここまで連れて帰ってくれて・・・ありがとなっ。』
って言われた時、思いのほかショックで、、、すぐに顔を上げられなかった。
横にいたドンヘが小さな声で
DH『ヒョク、、、大丈夫かっ?』
俺はうなづくだけがやっとだった。
〜 YR side 〜
やっぱり、ヒョクの気持ちはまだAなんだ・・・
わかりきっていた事だけど、こうもあからさまに見せつけられると、私もヒョクと同じくらい立ち上がれない気持ちになった。
GO『どうかした?』
そんな私の表情を見抜いたギュオン。
でもここで弱音を吐くわけにはいかない。
偽物でも私はヒョクの彼女なんだから・・・
YR『別に・・・それよりA大丈夫かなぁ〜?』
GO『うん、今日の夜は痛むかもねっ(-_-;)』
DH『鎮痛剤とか飲んだ方がよくない?』
ドンヘはさりげなく会話に参加してきたのに、ヒョクは砂浜にずっと座りこんだまま・・・
私はそんなヒョクに話しかける事すらできなかった。
〜 GO side 〜
ユラの瞳があまりにも頼りなげで心の奥がキューって締め付けられる思いがした。
ほんとに、、、ヒョクの事が、、、好きになっちゃったんだねっ。
DH『ねっ、俺達もそろそろ戻らない?』
そんな私達に向かってドンヘの救いの提案。
GO『そうだねっ。ユラ、、、そろそろ行こうかっ。』
だけど振り返ったユラは、
YR『ギュオン、ドンヘ、先に帰ってて…私、ちょっとヒョクと話があるから。』
〜 DH side 〜
折角、この場の空気を別物にしようと頑張ってみたけど…もう俺の力じゃ限界だなっ
ヒョク、、、ユラがこれ以上辛くないように、ここらではっきりさせた方がいい。
DH『じゃっ、ギュオン、俺達先に戻ってようかっ。』
GO『そうだねっ。じゃっ、ユラ、ヒョク、先に戻ってるね。』
そういいながら2人だけの空間を作ってあげた。
帰り道、ギュオンがポツリッ・・・
GO『ドンヘ、ユラの気持ち、気づいてるんでしょ?』
DH『そういうギュオンこそ、知ってるから、さっき泣きそうな顔でユラの事みてたんだろっ?』
GO『私、そんな顔してた?』
DH『お前ってさ、いいやつだなっ!』って肩を抱く。
すると
GO『なによ!いきなり!変な奴。』って腕をめいっぱいつねられた。
でもほんとに思ったんだ。
俺達が男だったら、、、絶対、親友になれたよなっ(^_^;)
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りえ(プロフ) - 桃さん、あけましておめでとうございます。私もこの話のドンちゃん大好きです。肝試しではいろんな思いが交錯する予定、、、ご期待くださいませ〜! (2015年1月2日 12時) (レス) id: b613846f13 (このIDを非表示/違反報告)
桃(プロフ) - りえさん、明けましておめでとうございます(*^^*)またまた青春してる~、このお話しの中のドンへ呑気そうで好きです(笑)肝試しどうなるか楽しみにしてます(*´∇`*) (2015年1月2日 12時) (レス) id: eb4f6a90df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミッキーママ | 作成日時:2014年12月30日 17時