あなたと夢を追いかけて〜第９章

旅立ち… +JJside ページ47

今まで俺達に見せたことのない情けない顔のユノ。その落ち込みようにみんなの顔も曇る。

その時、パンパン!

りえ「みんな、私達はここに何をしに来てるかわかってる？」意外にも俺達の目を覚ましてくれたのはりえ。

りえ「みんなはここに新しいアルバムのジャケット撮影に来てるんだよ！気合いいれてよ！」

その言葉に一番驚いていたのはユチョン。

りえ「ユノ…わかってる？ Aはユノと離れたくなくって自分の夢を打ち明けることができなかった…

なぜだかわかる？それだけユノを愛してるからだよ。

でもそのAが今は一人でこの辛い時期を乗り越えようってしてるんだよ。それなのに…ユノがそんなんでいいの？後悔ばかりで後ろばかり振り返って…そんなんでほんとにいいの？」そういうと涙をポロポロ。

そんなりえを見てユチョンが慌ててりえのそばに駆け寄る。

YC「泣く事ないじゃ〜ん」そういいながら抱きしめると頭を撫でる。

するといつも冷静なチャンミンまでもが

CM「ヒョン…何を迷う事があるんですか？ ヌナが言うようにAは一人で頑張ろうとしてるのに、ヒョンはそうやって立ち止まったままですか？

ユチョンヒョンが言ってたように、Aの気持ちはいつもまっすぐです。

きっとどこにいてもヒョンだけです。だからヒョンもAのこと…絶対あきらめないでいてください！」

2人の喝にユノが顔を上げた。

みんなの真剣な顔を見渡してる…

JJ「ユノ、今までユノがどんな時も俺達を守ろうとしてくれたように、俺達もユノを、Aを、そして2人の未来を守りたい。その気持ちだけだよ」




最後まで見送ると言って聞かない瞳さんに

A「私ならもう大丈夫です。瞳さんは早くトムさんの所へ戻って下さい。」って…これ以上一緒にいるとまた甘えたくなっちゃうから…

瞳「A、あんたからの携帯には24時間出れるように構えてるから、辛い時、寂しい時にはすぐ連絡するのよ。いい？」

出発ロビーで1人、携帯のユノと2ショットの待受画面を見つめ、私は届く事のないユノにメールを打つ。


ユノ、今から私は自分の夢を掴みにアメリカへ旅立ちます。
離れていちゃダメだと、そばにいなきゃダメだと、そう言ってたけど…私は離れていても私達なら大丈夫だって…心と心が繋がってればきっと大丈夫だって信じてる。

だからユノも私の事忘れないで…信じてて…次に会う時は最高の笑顔であなたの前に立っていたい。

私、頑張ってきます。サランへ…ユノ

注目の的！　+YNside→←最低な俺…　+瞳・YNside

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