疲れちゃった? +YNside ページ19
家路に向かう道のりは、ちょっと重い足取り…最後の最後にトムさんから言われた言葉が重くのしかかる。
ダンサーの私にとっちゃ期待しているという言葉は何よりも嬉しい誉め言葉のはずなのに、全ての事に迷い始めてる今、かなりのプレッシャーになっていた。
家に戻って買い物袋をテーブルの上に、
A「美優、お待たせ…あっ、いないんだった(ーー;)」今日からこの部屋に1人きりだという事を忘れてた。
2人でいる事の方が奇跡に近いくらい狭い部屋だったはずなのに…
今はなんだか広く感じて改めて寂しくなった。
そして今更ながら自分にとって、美優の存在がどれだけ大きなものだったかを思い知った。
時計を見ると午後6時を過ぎたところ…
そろそろ料理に取り掛からないと。
いつもならワクワクしながらユノがくるのを待ちわびてるのに、今日ばかりは不安ばかりが先にたつ。
出来上がった料理をひとまずテーブルの上に並べながらユノがくるのを待つ…その時、玄関から聞こえるドアをノックする音。
ちょっとだけ緊張した表情を隠すように、鏡の前で笑顔を確認するとドアをあけた。
いつもの笑顔で迎えてくれたA。
なんらいつもと代わりない俺達の玄関でのやり取り。
A「いらっしゃい〜♪ 忙しいのに呼びだしちゃったりしてごめんね。」そういいながら顔の前で手を合わせる。
YN「ううん、大丈夫だよ。それよりお腹空いちゃった。早くAのハンバーグ食べたいんだけど…話しはその後でもいい?」
深刻すぎる話しなら最後がいいって、そう思ってた。
少し元気がないけど、いつも通り私の作った料理を全部平らげてくれたユノ。
YN「ご馳走様でした。美味しかったよ。」
A「お粗末さまでした。今日はいっぱい作ったから、なんだったらジェジュン達に持って帰る?」
向かいあって座ってるユノと視線を合わせていられなくて立ち上がろうとした時に、ユノの手が私の手首を掴む。
YN「A、そろそろ話し聞かせてくれない?」俺の言葉にちょっと顔色が変わったA。
YN「A、俺と付き合うのに疲れちゃったりしてない?」
俺の問いかけに
A「なにが? なんでそんな事言うの?」しっかりと俺の目を見つめるA。
YN「普通の恋人同士なら逢いたい時にすぐに逢えるし、付き合ってる事をひた隠しに隠さなくてもいい…でも、俺と付き合ってるばっかりにAばかりに我慢させてるみたいで…胸が痛いんだ。」
リスキーな計画!! 4人・(人3)side→←俺達を頼ってよ。 +YN・JJside
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はなはな(プロフ) - 復習中♪ペタン(^^)とうとう私とユノの試練が… (2012年10月23日 4時) (レス) id: 58befdd3cd (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - SuHyunさん、、、ごめんなさいね(笑) でも一日で読み切っていただいてありがたいです。引き続き頑張ってますので更新をお待ち下さいね(^^)/ (2012年7月29日 22時) (レス) id: 58e343b6ec (このIDを非表示/違反報告)
SuHyun(プロフ) - 1日で読んでしまったw さすがはクライマックス! ですね! 私の宿題が進まないじゃないですか、どうしてくれるんですか(笑) ←冗談です(^з^)-☆ (2012年7月29日 15時) (レス) id: 89311b5f2f (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - はなはなさん、、、初めまして(^^) 覗いていただいて、おまけにコメントまでいただいて超嬉しいです。はなはなさんとユノユノが素敵な結末を迎えられるように祈っててくださいね(^^)v (2012年7月23日 23時) (レス) id: 58e343b6ec (このIDを非表示/違反報告)
はなはな(プロフ) - はじめまして♪週末にこのお話を見つけて一気に読みました。ユノユノユノと私が早く幸せになることを心待ちにしてますね。 (2012年7月23日 19時) (レス) id: 66544950c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミッキーママ | 作成日時:2012年7月1日 12時