君のそばにいたいから、、、第２章

興味は、、、ある。 ﾋﾁｮﾙ・ｿﾝﾐﾝ・ｷｭﾋｮﾝside ページ35

ｷｭﾋｮﾝ『ヒョン、もしかしてあの子のこと気に入ってる？』
みんなが真紀子と優子を見送りに一旦外へ出た瞬間にギュが耳元で囁く。
ﾋﾁｮﾙ『気に入ってるとはちょっと違うかっ？ただ少し興味は、、、ある！』
こいつにいろんな隠し事をしても必ずばれる。なら最初から変な小細工しないではっきり言う。それが一番だという結論にたどりつく。

ｷｭﾋｮﾝ『興味？それって気になるってこと？気に入ってるじゃなくって…気になる。』

ﾋﾁｮﾙ『そうだなっ！まだ気に入ってるまでたどりついてない状態だなっ。おっ、お前いいこというなぁ〜…その通りだ！』

そう言うと少しニヤニヤしながらリビングへ…
あれっ？この光景、何処かで見た様な、、、

あっ！思い出した！
かなり前になるけど奈央ヌナと最初に会った時もヒョンは今みたいな感じだったと…

これはもしかして、もしかしてなのかな？

真紀子が宿舎に訪ねてきたあの日から程なくして、俺とギュはまた真紀子と再会する事に…
奈央『本来なら明後日からの渡日予定ですが、急遽、私の私的行事にて一日早く出発します！』
ｷｭﾋｮﾝ『ヌナの私的行事？じゃあ〜、僕とソンミナヒョンの貴重なオフはそれに付き合わされて潰れちゃうの？』
奈央『あれっ？キュヒョン、オフに何か重要な予定でもあるの？』
奈央のツッコミにグッと詰まるギュ。
ｷｭﾋｮﾝ『いや、別にたいした用事じゃないけど久しぶりのオフだし、たまにはゆっくりとしたいじゃん(ｰ ｰ;)』
奈央『じゃぁ〜、無理にとは言わないわっ。私とソンミンは先に行ってるから、後から合流する？』
ｿﾝﾐﾝ『えっ？俺には拒否権なし？』
奈央『えっ？拒否しちゃうの？』この流れ…いつもの流れなんだけど…やっぱり前とは少し違った感情が…
そんな俺の感情を読み取ったギュが、
ｷｭﾋｮﾝ『着いて行くのは僕だけでいいよね？』

奈央『えっ？キュヒョンだけ？ソンミンは何か予定はいってるの？』
お〜い！ヌナ！少し鈍すぎませんか？(ーー；) ソンミナヒョンの表情を見たらわかるでしょ？
今は、ヌナよりAヌナなの！ いつまでもソンミナヒョンに甘えてちゃダメだよ。

ｿﾝﾐﾝ『いや、別に用はないよ…』

ヒョ〜ン！なんで僕の好意を無にするような事を…
奈央『なんだ…じゃあ〜OKなんだよね？』
考えなしでヒョンの確認を取るヌナ。それに苦笑いで応えるヒョン。

ねぇ〜、ヒョン、これってヒョンの中では、まだ奈央ヌナ＞Aヌナって事なの？

兄弟みたい(^_^;) ｿﾝﾐﾝ・ｷｭﾋｮﾝ・(人５)side→←ヒチョルのツボ…　ｿﾝﾐﾝ・ｷｭﾋｮﾝ・(人7)side

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