心強い仲間。 +俊side ページ46
俊「A、無理するなっ…俺の前ではありのままのお前でいいんだぞ…」そう言いながら私の頭を撫でてくれる俊さん。
その手がすごく暖かくて、まるで父さんみたい。
A「私、父さんが死んでしまったら、ずっとひとりぼっちになっちゃうって、そう思ってた。でも、私はもう一人ぼっちじゃないんだよねっ？
俊さん、そうだよねっ？」不安な気持ちを俊さんに全部吐き出した途端、涙があふれて止まらなくなった。
俊「A、お前は一人なんかじゃない。俺がいる。そして心強い仲間もいる。だろっ？」
A「心強い仲間。それってみんなの事？」
俊「あ〜 みんながどれだけお前の事、心配してたか…」そう言いながら私の顏を覗き込む俊さん。
A「なによぉ〜」
俊「いや、鈍いなぁ〜って思って…」
A「鈍い？私が？」
こいつはジェジュンが自分に思いを寄せている事にまだ気づいてない…
あまりにもまっすぐすぎて相手の些細な反応もわからなくなってるのか？
俊「いや、なんでもない…それより、早く机の中、確認しろよ。家の権利証とか預金通帳とか大事な物がしまってあるかもしれないだろ。」そう言いながらAを机の前まで連れて行った。
A「私が…開けるの？」
俊「そう！たった一人の娘なんだろっ？」
A「俊さんだって、たった一人の息子じゃん」少し不満顔のA。
俊「しょうがないなっ…じゃぁ〜、こうしようか。お前が2段目、俺が3段目。いいなっ。」
A「真ん中の広い引き出しは？」そうだな…そこが一番重要ポイントかもなっ
俊「じゃぁ〜、そこは2人で整理するか…」
2段目には預金通帳、保険証券…あとは俊さんの言った通り家の権利証がアコーディオンファイルにきちんと整理されしまってあった。
そして3段目には常備薬や病院からもらった鎮痛剤らしきものが…かなりの量の薬に俊さんもちょっとため息。
俊「親父…これ飲んで痛みを紛らわせてたのかなっ…」
そして最後に開けた引き出しには、大学ノートが１冊…
表紙には2012年10月と記されていた。
A「これって闘病日誌なのかな？」そして少し奥を覗くとちょっと大きめの封筒が…そっと取り出し俊さんに見せる。
A「俊さん、これ、なんだろう？」俊さんが封筒を受けとると中を確認。
その封筒から出てきたのは幼い男の子の写真が数枚。
するとその写真を見た途端にさっきまで笑顔だった俊さんの瞳から大粒の涙が…
もしかして、この写真の男の子は俊さん？
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りえ(プロフ) - なーたんさん、、、私の物語は韓国ドラマ仕立てです。じらしてじらしてHAPPY ENDですから、期待してください(^^♪ (2013年1月17日 23時) (
レス) id: c63e86cf0c (このIDを非表示/違反報告)
なーたん(プロフ) - わぁー！！焦らしますねぇ〜(＞人＜;)お父さんも気になるし、ジェジュンも頑張ってぇ〜(>_<) (2013年1月17日 23時) (レス) id: f8ec7fb224 (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - chibicoさん、、、お久しぶりです。学生さんは休みがあるからいいですね。羨ましいです(⌒-⌒; ) 物語は、唯さんが戻ってきて、ちょっとややこしくなる？そう簡単にハッピーエンドを迎えない私の小説。更新を楽しみにしてて下さいね (2013年1月13日 20時) (レス) id: 646be365f8 (このIDを非表示/違反報告)
chibico(プロフ) - りえさん、お久しぶりです(*´▽｀*)学校が始まってまた忙しくなりそーです(笑)もとがだらだらだからkk ﾁｬﾝﾐﾅも真紀ちゃんのお母さんお父さん...優しい!(?w) 更新ﾌｧｲﾃｨﾝ!! (2013年1月13日 19時) (レス) id: 6f54a1a89e (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - アクアハイジさん、、、まだまだ２人の思いが通じるまでには時間がかかりそうですね。唯ちゃんを出演させたのは、そろそろ次回作の種まきを（笑） こんがらがりますよ〜(^_^;) (2013年1月13日 13時) (レス) id: c63e86cf0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミッキーママ
| 作成日時：2013年1月5日 0時
