昔の恋人＝親友 （人7）side ページ46
いつも土曜日はすっごく満たされた気持ちになってるのに…昨日はどん底(-_-;)
なんと日曜日まで引きずってしまってる私。
それは私の恋が目の前で砕け散ったから〜・・・
宮舘さん、あの時・・・否定しようとしてたのか、肯定だったのか…
はっきりとしていないだけに、この表現であってるかわからないけど、胸の奥がモヤモヤしてる。
今日は一先ずＵｂｅｒはやめて、気分転換に外に食べに行こうかな。
少しおしゃれして銀座でも歩いたら、気分が晴れるかな・・・
前に行きたいと思っていたカフェに勇気を出して一人で入ってみた。
そこで、なんと偶然にも宮舘さんと遭遇。
気づいていないようなので、ゆっくりと背を向けてその場を立ち去ろうとしたのに…
店員「お客様、おひとり様ですか？こちらの席でよろしいですか？」
って声をかけて来た。
残念なことに宮舘さんの真正面の席。
当然のごとく目が合った・・・
RY「前川様…」
「あっ、はい。ここでは前川さんでいいですよ。宮館さんもお客様なんですから…」
RY「そうでしたね…おひとりですか？」
「はい、前からここのお店、気になってて、ふら〜っと入っちゃいました。」
RY「私もここの雰囲気が好きで、仕事に行く前によく寄るんです。
もしよかったら、こちらに座りませんか？」
これが１週間前の私なら、"やっぱり運命？"なんてますますテンションが上がるところだけど、
今日はやっぱりそんな気分にはなれなくて…
でも、この間の話の続きを怖いけど聞いてみたいような…
「では、少しだけ…失礼します」
ソファーに腰掛けると、目の前に宮舘さん。
撃沈したにも関わらず、ドキドキしてきたぁ〜
すると宮舘さんから、あの話の続きをし始めた。
RY「この間は、途中でAちゃんが戻ってきたので、ちゃんとお答えできなかったんですが…」
「あっ、もう大丈夫です。色々不躾に詮索してしまってすみません。」
RY「いえ、私も仕事中にプライベートの感情が出てしまって、プロとして失格ですよね。」
「って事は、やっぱりAちゃんの事…」
RY「自分でもよくわからないんです。おっしゃる通り、昔はAちゃんの事が好きでした。
でもその気持ちは伝える事が出来なかった。Aちゃんには恋人がいて…しかもその恋人は私の親友でした。」
「でも彼女、お付き合いしてる人はいないって…あと今は彼氏はいらないって…
もしかして過去の恋人と関係あるんですか？」
って前のめりになってしまった
彼の思いは絶対 涼太side→←待ってるから… 亮平side
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作者名：みっきーまま
| 作成日時：2024年1月15日 23時
