心配かけてごめんね ページ18
まず最初に駆け付けてくれたのが、菜緒と岩本さん…
私の顔を見るなり涙目の菜緒。
私も思わず連れて涙…
菜緒「A・・・A・・・会いたかったよぉ〜！！」
「菜緒…ごめん。ごめんね、約束破っちゃって。」
菜緒「ほんとだよ。ほんとに、ほんとに心配してた。１人で泣いてるんじゃないかって…」
そういうと立ったまま私を抱きしめる。
菜緒、ありがとう・・・
でもあの時はあの選択しか私には考えられなくて…結果、私はみんなに心配をかけてたんだね。
「ごめんね・・・ごめん・・・なさい。」
そんな私たちの事を後ろでじっと見つめていた岩本さん。
「岩本さん、ごめんなさい。こんな夜に呼び立てたりして…」
HI「いや、大丈夫…それより、また会えてよかった。なにより菜緒が嬉しそうでよかった。」って菜緒に対する愛情があふれだしてる岩本さん。
TF「Aちゃん、、、元気だった？」
後ろからひょこんと顔を出したのは深澤さん。
「あっ、深澤さん…あれっ？くるみさんは？ご結婚されたんですよね？」
TF「会いたがってたよ、Aちゃんに…でも、子供がいるんで・・・今日は俺が代表で会いに来たんだ。」
「あっ、聞きました。くるみさんがママなんですね。っていうか深澤さんがパパ？ちょっと信じられない(笑)」
TF「えっ？それって子持ちに見えないくらいカッコいいって受け取っていい感じ？そうでしょ？」
深澤さんも相変わらず気遣いがすごいなぁ〜…
しんみりなりすぎないようにって配慮、ありがとうございます。
次に現れたのは凛と佐久間さん。
凛も駆け寄ってきた時にはもう泣いていて…私も自然に涙が溢れてきた。
凛「おかえり、A…待ってたよ。」
「凛、心配かけてごめんね・・・ごめんなさい。」
凛「大丈夫・・・こうしてまた会えたんだから、、、もう謝んないで…」
「うん・・・ありがとう・・・」
後ろにいた佐久間さんも
DS「Aちゃん、おかえり…」そういうといつもの笑顔。
そうだった・・・
いつも凛の側には佐久間さんの優しい笑顔があって…その笑顔の後ろには私を見つめる聖都の瞳があって、私も幸せで…
だけど、今は佐久間さんの後ろに聖都の姿はなく…やっぱり聖都がいない現実を突きつけられている気がしていた。
でも私を心配してくれているみんなの気持ちは本物で、今度こそ逃げてはいけない気がしていた。
あと少しだけ… 大介・照side→←駆けつける… （人8）・（人2）side(訂正あり)
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作者名：みっきーまま
| 作成日時：2024年1月15日 23時
