初詣 康二・(人5)side ページ7
− 康二 −
若菜「ありがとうございます♪」の若菜の言葉に無意識に自分が何か 言うたみたいやって、我に返った。
ヤバい…
くるみさんからは揶揄われるし、もう〜、隙だらけだなっ
その時、ふっかさんが
TF「でさ、康二は何しにきた?」
「いや、新年の挨拶に…ってか、今から初詣ですよね?ほな〜、この辺で…」
と立ち上がると…
竹下が間髪入れずに
菜緒「マジ帰っちゃうんですか?せっかく着物まで着たのに?」
それって俺が来るからって事?
TF「だなっ、俺たちは成田に行くから車は必須だけど浅草寺だったら、電車でさくっといけそうだよな。」
くるみ「そうしなよ、康二。ねっ、若菜ちゃんも一緒にねっ。」
周りから固められとる状況?
チラッと若菜を見ると、俺の方を上目遣いで、チラ見。
「そうですね。若菜は大丈夫?」
若菜「はい。じゃあ〜、私、着替えて…」
「えっ?そのままでええんちゃう。」
思うとる事がめっちゃ食い気味に言葉に出て まう。
気恥ずかしさもてとて…そのあとモジモジ。
HI「人も多いし、そのままで、大丈夫なの…」
先輩が言いかけたその時、竹下が
菜緒「大丈夫だよ。お正月だもん、そのままで…ねっ、くるみさん。」
くるみ「そうだよ。もし大丈夫じゃなければ、康二が手を引いてあげれば済む話しじゃん。」
連携半端ない…
「若菜、行く?」
若菜「はい!行きます…」
− 若菜 −
新年早々、先輩と2人で初詣…なんか今年はいい年になりそう。
お母さんに草履を用意してもらう。
でも慣れないせいかなかなかうまく歩けずに、いつもより時間がかかってしまう。
KM「草履になれてへんから歩きにくいよなっ…」
そう言いながら手を差し出してくれた。
私は意味が分からずキョトン顔。
KM「大丈夫じゃなさそうやから、手を繋いだ方がいいかな、なぁ〜んて…」
あっ、さっきくるみさんがいってたから?
KM「いや、1人で歩いとるといつものペースで歩いてしまうんで、逆に若菜にプレッシャー与えるかな、なぁ〜んて思ぉたんやけど…いれへんか(^-^;」
「いや、繋いでください!あっ…なんかすみません(*_ _)」
KM「じゃあ〜、繋いどこうか(o^―^o)」
手を繋いでる私たち…
他の人がみたら恋人同士に見えるのかな?
なんて考えてたら、嬉しすぎてニヤニヤ。
すると先輩も同じ事を考えていたようで
KM「なんか初詣に出掛けるカップルみたいだなっ」って…
その言葉にもっと嬉しくなっちゃった。
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りえ(プロフ) - カカオ砂糖さん» ご指摘ありがとうございます。 (1月13日 13時) (レス) id: fa9cfabba3 (このIDを非表示/違反報告)
カカオ砂糖(プロフ) - あの…オリジナル作品のタグが付いてます…。 (1月13日 8時) (レス) id: 61b8287146 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みっきーまま | 作成日時:2023年12月25日 21時