未来に光… ページ46
披露宴も無事終了…お兄ちゃんたちは仕事の都合で新婚旅行はしばしお預け。
流石に今日だけは披露宴を行ったホテルのスイートルーム。
でも明日から通常通りのご出勤
大手の医薬会社のＭＲとして頑張っているお兄ちゃん…
お給料はいいみたいだけど、かなりハードのご様子…香織さんも当分ワンオペ状況かもねっ。
そしてお母さんは、町田さんの仕事の関係で披露宴が終わった途端にそのまま仙台へ帰っていった。
町田さんはこの年齢になるまで一人だったとは思えないほど、いわゆる"イケオジ"
初めて会った時にこの疑問を追求したところ、照れながら白状してくれた。
町「お母さんは私の初恋だったんだ。
若い時はまだ自信がなくて新しい事業を始める時に一緒になる覚悟が私には出来なかった。
事業もやっと落ち着いたところで迎えに行った時には、お母さんは既に２人のお母さんになってた…
そこからもう会うことはないと思ったんだけど、誰かと結婚するっていう選択肢もなくなってしまって、気が付いたら独身を貫き通してた。
そんな時、お母さんと再会したんだ。彼女の状況を耳にした時、運命を感じたよ…
だからどうしても今回は諦めたくなかった。
あっ、この話をAちゃんにしたこと、お母さんには内緒にしててもらえる？」
なんか私の境遇と似てたりして…少しだけ自分の未来に光が見えた気がした。
自宅に戻ると、妙に１人が身に染みる。
そんなに広くない自宅でも、こんなに広く感じるんだなぁ〜なんて感傷に浸ったりして…
大の字になって天井を見つめていると、一瞬聖都を感じた気が…
わぁ〜、もう別れて半年なのに…私ってかなり重症じゃない？
精神的にヤバい？(PД｀q*)ﾟ
これは気分を変えないとと思い、凛に連絡…だけどいくらかけても留守電。
仕方ないから、散歩に出かけることに…
私にとっての聖地。ってよく２人して行ったグラウンドなんだけど…
ここに来るといい思い出だけに浸れるので、聖都とお別れしてもたまに来ていた。
秋口になって日も暮れるのが少し早くなったのか、着いた頃にはかなり薄暗くなっていた。
ベンチに近づくと、なにやら人影が…
近づくと、目黒君とらうくんだった。
気配がしたのか、目黒君が振り返った。
「わっ、びっくりした！どうしたの、２人して…」
でも私よりどうやらびっくりしたのは２人の方だったみた…
RM「なんで、Aさんがここに？」
そういった目黒君の頬には、涙の跡…
なにかあったの？
信じられない真実… +ラウール・蓮side→←思い出の場所… 蓮・ラウールside
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りえ(プロフ) - カカオ砂糖さん» ご指摘ありがとうございます。 (1月13日 13時) (
レス) id: fa9cfabba3 (このIDを非表示/違反報告)
カカオ砂糖(プロフ) - あの…オリジナル作品のタグが付いてます…。 (1月13日 8時) (レス) id: 61b8287146 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みっきーまま
| 作成日時：2023年12月25日 21時
