出せない招待状 大介side ページ41
まず、聖都のお父さんの意向を友達3人に連絡する。
メールで簡単に済ませられる事柄ではない…
まずは、俺の次に付き合いの長い翔太と涼太。
涼太に伝えると、俺と同じくまずは言葉が返ってこず、でも大きく息をする音が聞こえた後に
RY「あの時の言葉は、そういう意味で、Aちゃんを遠ざけた。それこそが最大の理由なんだよな、大介…」
涼太は、聖都の意図がすぐに理解できたって言って、そして俺にも
RY「大介、1人で抱えるのは辛かっただろっ。」
って今までの俺の苦しみを労ってくれた。
次は翔太だ…
Aと別れたと告げた時に一番手厳しい言葉を聖都を浴びせたのは、翔太だった。
SW「事故で、事故でなのか？大介、どういう事だよ！」
いつになく興奮する翔太に驚きつつも、反対の立場だったらと置き換えてみればこれが正常な反応だとも思った。
聖都の思いを伝える。
「涼太でも翔太でもいい。Aの思いに誠実に向き合ってくれるなら、幸せにしてやってほしいって、あいつ本気で言ってた。」
SW「俺は聖都のように自分の気持ちを犠牲にした愛し方はできないよ。
俺があいつだったら、Aに忘れられるのが一番嫌だ…
そんな俺があいつのこと上書き出来る訳がない。」
そういうと泣き崩れた。
最後はふっか…
ふっかに連絡することを一番躊躇した。
何故なら、今、あいつとくるみはお互いの親御さんに認めてもらい結婚に向かって忙しいながらも一番幸せな時…
そんな時にこの訃報…
聖都であったら、頭を掻きながら
SM「勘弁してよー(苦笑)」って言いそうだ。
でも、知らせない訳にはいかないよなっ。
その時絶妙ななタイミングでふっかからLINE…
それも聖都の名前まで書いてある。
TF『聖都に招待状を送りたいんだけど…住所教えて。』
って、、、
多分、くるみが横にいることがあまりにも自然で、それを恋だと認識させてお互いを結びつけたのは聖都。
あの夏の肝試しで聖都がくるみの手を握らなかったら、もしかしたら痺れを切らしたくるみはふっかの元を去っていたかもしれない。
そんな聖都を結婚式に呼ばない訳がない。
ほんとになんていうタイミングで空に逝っちゃったんだよ、聖都…
俺はふっかのこのLINEに、なんて応えるのが正解なんだよ。
その時、痺れを切らしたふっかから電話。
TF「大介〜！LINEみただろ？あいつの住所、早く教えてくれよ。」
「いや、それが…」
TF「今、ちょうど書いてるんだよー、招待状。」
一生、大切にします 辰哉side→←（人8）のメール +亮平side
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りえ(プロフ) - カカオ砂糖さん» ご指摘ありがとうございます。 (1月13日 13時) (
レス) id: fa9cfabba3 (このIDを非表示/違反報告)
カカオ砂糖(プロフ) - あの…オリジナル作品のタグが付いてます…。 (1月13日 8時) (レス) id: 61b8287146 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みっきーまま
| 作成日時：2023年12月25日 21時
