検索窓
今日:14 hit、昨日:56 hit、合計:13,322 hit

最高のプレゼント 亮平・(人6)side ページ5

− 亮平 −

もしかして俺だけが忘れてた?

「ごめん、今日の三つ編みverを見て思い出したんだけど…もしかしてあの大宴会の時から気付いてた?」

すると亜美ちゃんがまっすぐに俺を見る。

亜美「気づくも何も私はずっとあの日から阿部さんの背中を追ってここまできたので、忘れたことなんて一度もないです。」

えっ?突然でびっくりしちゃってるけど、これってある意味、告白?なの?

亜美「すみません…なんか調子に乗っちゃってますね、私…いきなりこんな事いうなんて…

今のは一旦忘れてください。」

そんな事言われて、はい、忘れますなんていえないよ。

でもまだ俺には亜美ちゃんの気持ちを受け入れる用意ができてない。

「あの〜、、、」

亜美「大丈夫です。告白に聞こえたかもしれないけど、告白じゃないですから、返事とかはいらないです。

せっかく会えたのに、もっと楽しい時間を過ごしたいです。

阿部さんの気持ちが誰にあるのか、ちゃんと私わかっているつもりです。」

悩んでいる時間を与えてもらえないくらいに喋りきった亜美ちゃん。

男としてその気持ちは無駄にはできない。

「わかった。じゃあ〜、今日は思い切り楽しもう。ところでどこに行きたい?」



− 亜美 −

アメリカという、いつもと違う状況だから、こんなにも大胆に告白できたのか?

自分でもかなり驚き…

私にとって阿部さんの存在自体がすでに魔法なのかもしれない。

だけど、まだ阿部さんの心を占めているのはAちゃん。

私の好きよりももっと長い時間の好き。

私でさえ諦めきれないのに、そんなにすぐに忘れられる訳がない。

だから私の好きはしばらくはしまっておきます。

そんな気持ちを察してくれた阿部さんが優しい笑顔で

どこに行きたい?って聞いてくれたから…

今日だけはAちゃんからのプレゼントだと思って甘えてみる。

「ロサンゼルスといえば行きたいところは一つです。」

RA「ミッキーと…」

「ミニーが…」

RA・亜美「「いる所!!」」

RA「やっぱりそうだよね…じゃぁ〜、めいっぱい弾けちゃおうか?」

亜美「はい…弾けちゃいます!!」

そうして私は阿部さんと夢のような一日を過ごした。


その日、ホテルに戻ったのは夜の11時

今日があまりにも楽しすぎたから…不意に寂しさが襲う

でも今までのクリスマスの中で一番素敵な日になったから

『Aちゃん、素敵なクリスマスプレゼント…ちゃんと受け取りました。ありがとう』

見惚れる 康二・(人5)side→←図書室の出会い… (人6)・亮平side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
24人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 恋愛 , 友情 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

りえ(プロフ) - カカオ砂糖さん» ご指摘ありがとうございます。 (1月13日 13時) (レス) id: fa9cfabba3 (このIDを非表示/違反報告)
カカオ砂糖(プロフ) - あの…オリジナル作品のタグが付いてます…。 (1月13日 8時) (レス) id: 61b8287146 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みっきーまま | 作成日時:2023年12月25日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。