（名前）を探して… +聖都side ページ34
− A −
出発まであと1時間…
私は、佐久間さんと凛、しょっぴー、舘さんの５人…佐久間さんの車に揺られて、空港へと
岩本さんの車には深澤さんと菜緒の３人…
DS「凛が今日はAを１人に出来ないから、絶対車で行くってさっ…」
凛の優しさに感謝…だけど渋滞にはまってしまって、、、
DS「ごめん、ナビだとちゃんと予定通りに着く予定だったんだけど…」
「いや佐久間さんのせいじゃないです…会えなかったら、それだけの関係だってこと…」
凛「何言ってんの！今日会わないとダメなの!! 大ちゃん、もうちょっとスピードでない？」
かぶせ気味に凛から叱られる。
DS「多分、幕張メッセでコミケやってるから、ここを過ぎるともっとスムーズにいくと思うんだけどねっ…」
「コミケをやってるのに、わざわざ私のために、車出して…」
DS「いや、コミケより友情だから…俺だってちゃんと聖都を見送りたいよ。それに後ろの２人もね…」
私の両隣に窮屈そうに座る舘さんとしょっぴーが親指を立てる。
出発40分前に空港に到着…
DS「俺と照は駐車場に止めてくるから、先に行って！」
私たちは車を降りると出発ゲートに向かって全速力。
そこは男子が早いに決まってる。途中から私も凛もゼイゼイ言い始めて、すると凛が
凛「男子〜！先に行って、聖都さんを少し足止めしておいて〜！」
そういうと舘さん、深澤さんは全速力で走りだした・・・のに、しょっぴーは
SW「俺も無理…もう足ガクガクだよ。」
焦ってるはずなのに、しょっぴーの足のガクガク振りが可笑しくって笑ってしまう。
SW「笑いすぎ〜！！ほら、行くぞぉ〜…」
− 聖都 −
検査場へ向かう列にらうと２人並ぶ…３月ってこんなに海外に行く人が多いんだと実感。
RU「結構並んでるよね…でもあと15人くらいかな？」
らうが振り返りそう言った時、後ろから涼太の声。
RY「聖都〜、らう〜、ちょっと待った！！」
涼太の声が出発ロビーに響き渡る
一抹の気恥ずかしさがあるもの、それと同時に意識なくその後ろにAの姿を探している俺。
そんな俺に俺自身が一番驚いている。
俺から別れを告げたのに…
俺がそう決めたのに…
そう思うととてつもない悲しみが襲ってくる。
「涼太、わかったからちょっとボリューム落として…」
そういいながら無理して笑う。
その時、俺の肩をポンと叩くらう…
RU「Aちゃんも来ているみたいだね…」
バイバイ、私の初恋 +聖都side→←空港にて… +（人8）・大介・ラウール・聖都・（人1）side
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りえ(プロフ) - カカオ砂糖さん» ご指摘ありがとうございます。 (1月13日 13時) (
レス) id: fa9cfabba3 (このIDを非表示/違反報告)
カカオ砂糖(プロフ) - あの…オリジナル作品のタグが付いてます…。 (1月13日 8時) (レス) id: 61b8287146 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みっきーまま
| 作成日時：2023年12月25日 21時
