Stare at only you2 (ページ2)

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秘書課2 ページ2

午後。

「皆さん、明後日ヌナの歓迎会をしますので予定を開けておいて下さい」
とシウォンが秘書課のスタッフに話す

秘書課のスタッフも「はい、わかりました」と口々に答える

「歓迎会なんて…」
Aがシウォンに断ろうとすると

「ヌナ…スタッフ全員じゃなく僕だけが歓迎会しましょうか？」
Aの耳元で話すシウォン

「いえ…」
Aはシウォンの整った顔が近づいて来たので慌てて離れる

Aの慌て方に

「クスッ…ヌナ、ヌナがいると、ここが楽しくなりそうです」
とAに話すシウォン

胸に手をあて「はぁーっ」と大きく息を吐きデスクに戻る A

シウォンとAとのやり取りをジッと見ていたリンだった

「疲れた…」と電車の中で呟くA

携帯がバイブで着信を知らせる。携帯を開くとドンへから

【今どこ？チキンとピザ頼んだから帰りにうちにおいでよ】と着信

【ありがとう、もうすぐ駅に着くわ】
と返信するとすぐにOKスタンプが返ってきた

「ただいま」
ドンへの部屋のドアを開けると

「お疲れ」
とドンへが迎えてくれる

２人で向き合いピザとチキンを食べ始めると
「A秘書課はどお？」

「うん、皆若くて綺麗な子ばかりよ。それに色んな言葉を話せるの」

「へぇー、やっぱり秘書課って美人が多いんだ…ちょっと見てみたいな」

「きっと、秘書課のスタッフ見たら私ドンへに振られる…」と暗くなるA

「どーしたの？いつもの Aじゃないよ？」

「うん…今日１日で受付の時の１ヶ月分の疲れが出たみたい…」

「ほら、だったらいっぱい食べなきゃ！」

「うん…あっ！ドンへ明後日私の歓迎会してくれるらしいの」

「良かったね。あ…迎えに行ってあげたいけど、俺も明後日接待だ…」

「大丈夫よ。帰って来れるわ」

「うん、酔いすぎ注意だよ！服を脱ぐのは俺の前だけだからね」
とAの頬にキスをするドンへ

「ん、もおドンへ！」
とAは顔を赤くして言った

ドンへは隣りで
「あはは」
と笑っていた