金木犀―1― (ページ43)

今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:50,853 hit

43　GS　YOU ページ43

GS―

A「はい。すみません。あ、これ、サイン会の時に渡せなったチョコレート。皆さんで食べてください」

あ、ベクが受け取っちゃったよ。

急がなきゃ

「こっち！」

彼女のてを再びひいていく

YOU「じゃあ、これで…あのまた会えてうれしかったです。」

GS「もう韓国には来ないの?」

連絡先を交換したいけどこんな所でできないし急いでたから携帯は置いてきちゃった

さっきしとくんだった…

YOU「一か月後にまた旅行で来ます。16日・・までだったかな」

え？ほんと?

15日の夜は確か何もなかった…
いや、何かあっても必ず行く

GS「じゃあ一か月後！15日の夜‼僕が教えたトッポギ屋さんの一番奥の部屋‼予約しとくからそこにいて」

帰ったら予約しておこう

それだけ言って彼女とわかれた

YOU―

GS「じゃあ一か月後！15日の夜‼僕が教えたトッポギ屋さんの一番奥の部屋‼予約しとくからそこにいて」

旅行の間に行っててよかった

「はい。じゃあまた…」

(GS「僕も聞きたいことがある。君は…●●Aちゃん…だよね?」)

そう聞かれたときも泣きそうだった

けど、私は人前で涙を流すのは好きじゃない

涙を武器として使うような人に思われたくないから。

走っていく彼の後姿を見て我慢してた涙が一気にあふれてきた

寂しいからじゃない、悲しいからじゃない

嬉しかった。

会えたんだ

そして…また会える

一か月後の旅行がすごく楽しみになった