金木犀―1― (ページ30)

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スミ「で、誰の所に並んでたの?ルハン?カイ?」

「D.O.…さんだよ。」

スミ「そうなんだー長かったね」

「あーうん。なんか最後だったのとちょっと前の人が中々出てこなくて(笑)」

スミに初めて嘘ついたかも
まあ最後だったのは嘘じゃないし・・

「遅れてごめんね！それよりスミは?どうだった?」

急いで話を変える
これ以上話したら言っちゃいそうだった

スミ「そうなんだ！そりゃ大変だったね。そういや私も最後だった。遅れちゃったからなーｗ

普通に名前言ってちょっと話して言いたいこと言ってさーーみたいな」

え?

「そうなんだ。それって一人何分くらいだったの?」

スミ「えーっと…2分とかかなあ。サイン書いてる時間とちょっと話した時間」

2分・・?

私が話してたのは最後の人の特権だと思ってた…

私だけ…?

いや、そんな事はないよね。メンバーによって違うのかな。

スミとホテルに向かって明日の予定を立てる

せっかくだし、D.O.さんの言ってたおいしいトッポギ屋さんに行きたい

と思ってスケジュールに入れてもらって

今日は早めに寝よう

「僕、幼稚園の時少しだけ日本に住んでたんです^^―

なぜかは分からない

けどずっとその言葉が頭に残って仕方なかった

あ…チョコレート

私損ねた