金木犀―1― (ページ15)

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⑮サイン会当日ページ15

疲れたのかして前日はぐっすり眠れた

さっ用意しよ‼

サイン会‼アイドルに会うんだ！って実感がわいてきたらなんだかわくわくしてきた

いつもよりおしゃれをしていつもよりちゃんとしたメイク

スミ「おっ?何～今さら実感わいてきたの?」

「そうですよー。私ぎりぎりにならないと動かない人だから」

スミ「なんだそれ(笑)ところでーなんか言うの?」

「え、何か考えてきたの?ってか話す時間あるの?」

スミ「そりゃそうでしょー私は愛しのクリスにいう事決めてるもん～」

「まあ誰かの所には行くんでしょ?いつも応援してます＾＾って言っとく。
それよりまだそんな格好してるの?！早くしないともうでるよー」

会場に着くとすごい人であふれててびっくりした

けどどうやらサイン会に当たった人はこの中でも少なくて、彼らを見に来た人たちで溢れてた

当たった人用に警備されていた通路で行けたから特に混雑はしなかったんだけど

言われた場所にいたらすごい声援に会場が包まれた

スミ「やばいよ！A見てみて‼ほら！メンバーが入ってきたよ!」

「ほんとだー！にしてもすごい声援」

サイン会はいつもだとみんなの見えるところでするらしいんだけど、

安全の面とか混雑の面とかで今回は一回こうやって外に出たら

もう会場の中に入ってのサイン会らしい

あぁ、いう事考えとけばよかったかな