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「…苛め…」
自分の感情のままに他人をいたぶる悪趣味極まりない行為じゃないか。
「…嫌そうですね」
「そりゃ勿論。私は愚かで無駄な行為が大嫌い。
それの極みみたいなモノ、不快以外の何者でもない」
「…そうですか。ですから会えないかと、申し訳ありません」
チッと舌打ちをする。
明らかに不機嫌になった私を気まずそうに見つめるクロウリーを一瞥した後、学園長机に腰掛けくるくると髪を弄びながら聞いた。
「アイシーラ、だっけ。
ソレが死んだ、とか何だとか、それは何？」
「…それは」
「私はもう部外者じゃない。知る権利がある筈」
言えと視線で訴えると、はぁと息を吐いたクロウリーはポツリポツリと語り始めた。
「…アイシーラくんは、この学園の特待生でした」
「うん」
「初の女子生徒ということで、皆浮き足立っていたんてす」
「うん」
「本当にアイシーラくんは優秀でした。魔法も、勉強も、飛行術だってカンペキ」
「流石異世界の私。そして魔法があるのか…。
それで？」
「ですが、変わり始めたのは去年からでした」
「へぇ」
「彼女は男子生徒を侍らすようになっていたんです。
好いた生徒に強引に言い寄ったりもしていた」
「…うん」
「監督生くんが来てからは物理にも手を出し始めました。
魔法の使えない監督生くんを、魔法でなぶったり」
「…で」
「監督生くんが一番のお気に入りと一緒に居るのを見た時に、彼女は激昂して。
最大限の出力で彼女をー…」
「理解した。きっと跳ね返されるなりなんなりして自分に帰ってきたんでしょ。
自業自得」
「ええ、ですから驚きましたよ」
「死んだ私が帰ってきて…、か」
「ええ。
ねえ冰宮くん。君も、彼女みたいな人間ですか？」
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自分 - 本当に時差コメなんですが、もう続きは投稿されませんか？とても好きで好きで… (2022年9月8日 23時) (
レス) id: f61bcfc9b6 (このIDを非表示/違反報告)
処刑人 - あ‘‘あ‘‘あ‘‘あ‘‘ぁぁぁぁぁ〜〜〜続きが楽しみすぎます~~~~~~この衝動をおさめるためにどうすればいいですかぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜？ (2022年7月11日 22時) (レス) @page19 id: 37fa50b5c3 (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆ - 続きはやく読みたいです(^o^)(^o^) めちゃくちゃ面白いです＼(^o^)／ (2021年1月17日 10時) (レス) id: 65cce41a2e (このIDを非表示/違反報告)
マシロ(プロフ) - ちょー面白い！！！続きがめっちゃ気になるぅぅぅぅ！更新頑張ってください！！ (2020年8月30日 11時) (レス) id: be77f977de (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - おぉ…リアリストな主人公ってあまり無いので珍しいですし分の構成がちゃんとしてて面白いです。楽しんで読めます。ありがとうございます。（いい感じの感謝？というか語彙が見つからない…すみません…） (2020年8月17日 21時) (レス) id: 251e5ea021 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：帽子屋 | 作成日時：2020年8月6日 18時
