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「＿＿＿＿でも、分かる」
岩「妄想族だから？」
「そこじゃなくって。笑
施設にもお孫さんが面会にみえたりするんだけどね、利用者さん達がとっても幸せそうに笑うの。
普段私たちの事を孫みたい、って言って下さるけど、、やっぱり本当の子供や孫は違うよな〜、って思う。
子供って、幸せを運んでくるのかな〜？って」
岩「そうなのかもね」
「それとね、彩子の中の人がね、最近すごく元気でお腹触ると返事をしてくれるの！ここにいるよ〜！って感じで！トントンって！
もうね、産まれる前から愛おしい！！」
岩「ふはっ。笑
そうなんだ。彩子ちゃん、俺にはお腹触らせてくれなさそうだもんな〜....」
「じゃあ今度、一緒にお願いしてあげる！もうね、すっごく可愛いよ！加藤さんといっつもお腹の取り合いしてた！」
岩「＿＿＿＿そっか。」
そう言ってすごく優しい目で私を見つめながら頭を撫でている剛典の、その表情には
色んな感情が表れているんだろうな、って....
岩「Aと子供の事で、こんなテンションで話すのって何気に初めてじゃない？
子供の話ししてるだけで、こんな幸せな気分になれるんだね！」
「そうだね。避けてたのが、バカみたいだよね。笑
『子供』っていう存在が、自分たちに身近になりつつあるから、かもね？」
剛典の方を見上げると、『かもね？』って微笑して、おでこにキスをくれる
そんな剛典が、なんだかとても頼もしくていつも以上に男らしく感じた
この人はきっと、良き旦那さんでありつつ良き父親になるんだろうな
そう思わずにはいられないような＿＿＿＿＿＿
.
岩「＿＿＿＿さぁ、もう寝ようか。無理矢理起こしてごめんね」
私の顔を自分の肩口に寄せて
頭と腰に手を回して、ふんわりと私を抱きしめながら寝る姿勢をとった
岩「おやすみ、A」
「おやすみなさい、剛典」
私も彼の首に腕を回して、指先にキュッと力を込めた
その日は久しぶりに、くっついたまま眠り
その姿勢のまま朝を迎えた
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R(プロフ) - 更新されていた当初から拝見させていただいてたのですが、久々に更新の通知がきて驚きと嬉しさでドキドキしています…笑 色んな人の作品も見てきましたが、やっぱりみちゅさんの書くお話が大好きだなぁと改めて思う今日この頃です！素敵な作品をありがとうございます♡ (9月30日 9時) (
レス) id: 46f9daba3e (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 更新ありがとうございます！もし可能ならパス付きのお話も読んでみたいので検討していただけると幸いです。 (9月26日 21時) (レス) @page41 id: 222fa2acf1 (このIDを非表示/違反報告)
さとみ(プロフ) - みちゅさん» みちゅさん、返信ありがとうございます♡そして更新も!!ありがとうございます♡続き見れないのかなぁ…と諦めかけていたのでとっても嬉しいです(^^)これからも応援しています☆ (9月26日 21時) (レス) id: 790e0b8734 (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - さとみさん» コメントありがとうございます。4年も前の話を、ずっと待っていて気にしてくださって本当にありがとうございます。おかげで少しずつこの作品と向き合おうという気持ちになれました。本当に少しずつですが、楽しんでいってください (9月26日 14時) (レス) id: 0bbf564d84 (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - 翡翠さん» こんにちは！コメントありがとうございます。ハマっていただけて嬉しいです！なかなか更新しないダメ作者ですが、どうぞ作品を楽しんでいってください (9月26日 14時) (レス) id: 0bbf564d84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みちゅ
| 作成日時：2019年4月5日 13時
