↓. ページ28
.
「すごく、綺麗....
ありがとう。剛典」
そう言って立ち上がろうとする私を『待って!』って止める剛典
岩「言ったでしょ? Something Newなんだから、これでここを歩いちゃダーメ!」
「え?じゃあ私、自分が履いてる所見れないじゃん!」
折角プレゼントされた靴。全身鏡で履いている姿を見たくなるのは、ごく自然な事でしょう?
岩「そう言うと思ってたから、、よっ、と!」
座っている私の膝の下に手を入れて、私を抱き上げた
「ちょっ、、、も〜、ベタだなぁ。笑」
そんな事言いながら、喜んじゃってる私は
剛典の首に腕を回して、肩に顔を預ける
岩「はい、到着!」
全身鏡の所までお姫様抱っこしてもらって、降ろされると思ってた
岩「はい!ストーップ!!」
「だから、なんでよ!笑」
ヒールが床に着く寸前でまた止められる。もう!コントじゃないんだから!笑
岩「ダーメ。このヒールを初めて着ける床は、もう決めてあるから。」
そう耳元で優しく言われるもんだから、私の顔が赤く染まる
岩「だから今はこれで我慢して、ね?」
そう言って剛典が自分の膝に私を座らせて、私が見やすいような姿勢をとった
「「うわ〜、めっちゃキレ―」」
自分の足なのにそう思えてしまう程の靴の魅力に思わずそう呟くと、隣からも同じ言葉が聞こえてきた
そして、二人で見つめ合って笑う
笑いながらおでことおでこをくっつけて、また笑って。
「_____剛典、本当にありがとう」
そう伝えてから、彼の唇にキスをする
岩「Aが喜ぶ事なら、どんな事でもするよ」
そう言われてまた顔が火照る。それを見て『いつまでもそんな可愛い反応してくれるから、Aの為なら何でも出来るって思っちゃうんだよね』って。
ジッと見つめられているのは分かってるけど、恥ずかしくてその目を見つめ返せない
そんな私を見て、笑って。
岩「A、こっち向いて」
岩「じゃないと、ほっぺにしかキスが出来ないよ_____」
そんな、あまりにも甘い台詞。
そんな台詞に、、笑うわけでもなく。まるで魔法にかかったかのように従順に従う私。
チュッ______唇が触れて、離される
そしてまた、吸い寄せられるように____
今度は深く、じっくり味わうように重ねられる
.
.
その日のベッドルームまでの廊下には、服、下着、.....
そしてキラキラ輝くハイヒールが転がっていた
.
973人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
R(プロフ) - 更新されていた当初から拝見させていただいてたのですが、久々に更新の通知がきて驚きと嬉しさでドキドキしています…笑 色んな人の作品も見てきましたが、やっぱりみちゅさんの書くお話が大好きだなぁと改めて思う今日この頃です!素敵な作品をありがとうございます♡ (9月30日 9時) (レス) id: 46f9daba3e (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 更新ありがとうございます!もし可能ならパス付きのお話も読んでみたいので検討していただけると幸いです。 (9月26日 21時) (レス) @page41 id: 222fa2acf1 (このIDを非表示/違反報告)
さとみ(プロフ) - みちゅさん» みちゅさん、返信ありがとうございます♡そして更新も!!ありがとうございます♡続き見れないのかなぁ…と諦めかけていたのでとっても嬉しいです(^^)これからも応援しています☆ (9月26日 21時) (レス) id: 790e0b8734 (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - さとみさん» コメントありがとうございます。4年も前の話を、ずっと待っていて気にしてくださって本当にありがとうございます。おかげで少しずつこの作品と向き合おうという気持ちになれました。本当に少しずつですが、楽しんでいってください (9月26日 14時) (レス) id: 0bbf564d84 (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - 翡翠さん» こんにちは!コメントありがとうございます。ハマっていただけて嬉しいです!なかなか更新しないダメ作者ですが、どうぞ作品を楽しんでいってください (9月26日 14時) (レス) id: 0bbf564d84 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みちゅ | 作成日時:2019年4月5日 13時