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岩母「今日はありがとう。剛典、ご馳走様でした!
Aちゃん、また東京に来た時にはこうやってお食事してちょうだいね?」
「勿論です。私で良ければ是非ご一緒させてください」
岩母「次は何をご馳走になろうかしら。笑 Aちゃん、何料理がお好き?」
息子との楽しい食事の時間を邪魔されたにも関わらず、私にまで優しいおかあさん。
そういう人に育てられたから剛典もこんなに優しいんだろう
トゲトゲした自分の心が自分に刺さって痛い
岩「はいはい。笑 次来る時までに考えといて。笑
じゃあA、俺は母さんを駅まで送っていくから」
「うん。
おかあさん、今日は楽しかったです。ありがとうございました」
岩母「ちょっと!私は一人で帰れるから!笑
あなたたち一緒に帰りなさいよ!笑」
ほろ酔いなのか、頬を少し赤くしたおかあさんは、私の母と同じくらいの年齢だろうに『かわいい』と思う
そんなおかあさんを一人で帰すわけにはいかない。それに....
岩「いいんだよ。一緒に帰るより、俺らは少し時間差で帰った方が都合良いから。
ほら、タクシー来たみたいだから行くよ
_____A、気を付けて」
まだ微妙に納得いっていないような顔をしたおかあさんの腕を引いてタクシーに乗り込んだ剛典
私はタクシーに乗り込んだ二人に手を振った
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岩「ただいま〜」
「おかえりなさい。おかあさん、新幹線乗れた?」
岩「超ギリギリ。笑
あの人、楽しい事あると時間忘れちゃうタイプだからほんと大変。笑」
「それくらい楽しい時間になったのなら良かったじゃない。笑」
洗濯物を畳んでいる私の横に座って、一緒に洗濯物を畳み始めてくれる
岩「_____俺が居ない時に、母さんに何か言われた?」
「_______おかあさん、剛典が隠してたこと教えてくれたよ。笑」
岩「うわ、まじか、、、ってそれじゃなくて」
お互い洗濯物に目を向けているから目が合う事はない。そう、これは洗濯物を畳むついでの会話に過ぎないんだ。
「ほんとにそれだけ。笑
______剛典の方が、何か言われてたりして。笑」
だから、これくらい軽く聞いたっていいでしょう?
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みちゅ(プロフ) - もりもりさん» いつも読んでくださりありがとうございます。更新のたびに初めから読んでくださるなんて....(どこか辻褄が合わない所が合ったらこっそり教えてください。笑)これからも更新頑張るので、どうぞ末永くよろしくお願いします! (2019年4月5日 15時) (レス) id: efc731e00f (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - 和亮さん» 岩田さんの三十路突入記念、気に入っていただけて良かったです。反響の多さにビックリした次第です。笑 そしてなんて嬉しい読み方〜!そうなんです!そうやって読んでいただきたかったんです!伝わっていて、私が感動です!ありがとうございます! (2019年4月5日 14時) (レス) id: efc731e00f (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - riさん» 初めてのコメント、ありがとうございます。もっとワクワクしてもらえるよう、更新頑張りますね!笑 こちらこそ、いつも読んでくださってありがとうございます! (2019年4月5日 14時) (レス) id: efc731e00f (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - りのさん» お返事もせずの更新ですいませんでした。月に一回も!?嬉しすぎます!ありがとうございます!なのになかなか更新できなくてごめんなさい。りのさんの言葉を励みに更新頑張ります! (2019年4月5日 14時) (レス) id: efc731e00f (このIDを非表示/違反報告)
もりもり(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています!更新の度に初めから読んでしまうんですが何度読んでも素敵なお話で一気読みしてしまいます。his feelingsも公開してもらえてとても嬉しかったです!もっともっと読みたくなりました。次も楽しみにしています^_^ (2019年3月11日 14時) (レス) id: e661913c05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みちゅ | 作成日時:2018年9月18日 11時