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岩「何で言う事聞けないわけ!?」
「別に.....そこまでする必要が無いと思ったからだよ」
岩「_______何かあってからじゃ困るって分からない?」
「私の身体だよ!剛典より私の方が分かってるから!!私が大丈夫だって言ってるんだから大丈夫なのっ!!」
移動車の中で怒鳴り合う
スタッフさん達には外で待ってもらっているけど、きっと聞こえてるだろう
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岩「_____新婚旅行、だよ
心配するに決まってる。助けるのは俺がいいに決まってる」
頭を彼の方に引き寄せられて、腕の中に仕舞われる。きゅって、大事そうに扱われてるのが分かる
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______そうだよね。私たちの新婚旅行なんだもんね。剛典は私の事を想っての行動なんだもんね。
「うん。ごめん。
でもどうしても周りの目を気にしちゃうよ?」
岩「それは加藤さんの仕事!半分プライベートで良いってあっちが言ってきたんだから、俺らは気にしないでいいのっ!」
「ふふっ。なにその理屈。笑」
岩「_____やっと笑った。笑」
え?何、急に、、、
岩「折角この旅行でAが心から笑ってるの久しぶりに見れたのに、、俺のせいでまた笑ってくれなくなっちゃったから、」
剛典は本当に私の事を良く見てくれてる。いつもあんまり表には出さないけど、見て気にかけてくれてるのはとても伝わってくる。
最近悩み事が増えてきて上手く笑えていなかったんだと、彼に言われて気づく
そっか。この旅行は私のために連れてきてくれたんだ....
剛典は一体、いつから気づいて気にかけていてくれたんだろう
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「もう、バカ。笑 だからってアレはやり過ぎでしょ?」
岩「海外じゃ、誰も俺らの事なんて気にしてないって」
「嬉しいけど、ダメ。日本人観光客もいるし、三代目のファンが必ず日本人だとは限らないから」
岩「____、分かってるけどさ、」
二人ともいつも以上になかなか食い下がらない
それはきっと、お互いがお互いの事を想っているからこそ。
自分の本音も相手を想う気持ちも同じくらい大切な事だから。だからこういう話はどうしても平行線をたどってしまうんだ
嬉しいけど、切ない
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みちゅ(プロフ) - りのさん» ありがとうございます!月に一度!!作者より多い(笑)そんなに読み込んでもらえるなんて作り手冥利に尽きます。これからも更新頑張ります! (2018年9月18日 12時) (レス) id: 9bddc918db (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - みーゆーなーさん» お返事遅くなりました!こんな更新の遅いお話にそんな事言ってくださって嬉しい限りです。14章、公開させてもらいましたので是非!! (2018年9月18日 11時) (レス) id: 9bddc918db (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - 初めまして!月に一度は1章から読んでます^ ^14章も楽しみにしています♪ (2018年8月31日 17時) (レス) id: 2a50d2a929 (このIDを非表示/違反報告)
みーゆーなー(プロフ) - 初めてコメントします。いつもドキドキしながら読んでます!1日の終わりに読むこの時間が至福の時です♪14章も楽しみにしています! (2018年8月28日 23時) (レス) id: d7a3d0d082 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - みちゅさま コメントありがとうございました。すみませんでした。 (2018年8月10日 12時) (レス) id: 3c3903dd1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みちゅ | 作成日時:2018年7月13日 10時