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「＿＿＿＿＿ッ、−−−」
岩「もしかして捻った？」
一瞬の私の表情の変化を見逃さなかった剛典。私の変化に敏感過ぎる所、たまに困る
「大丈夫。軽く捻っただけ」
岩「＿＿＿見せて」
「ちょっ！本当に大丈夫だからっ！」
私に対して過保護すぎる時がある剛典。こういう時、本当に困る
岩「ちょっと腫れてない？」
「それはただの浮腫みです！」
岩「＿＿＿＿＿＿＿でも、触られると痛いんでしょ？」
「＿＿＿っ！ちょっと！ひどいっ！」
私が頑固なのか、剛典がドＳなのか。あろうことか痛い所を的確に押してくるもんだから、思わず顔をしかめた
岩「ほらやっぱり。痛いんじゃん！なんで我慢するんだよ！」
「だってこんな所で痛がってたって周りの人に迷惑でしょう？！」
岩「だからって俺にまで我慢すんなよっ！俺はお前のフィアンセだろ！？！？」
海外で日本語はほぼ通じない。そして英語は通じやすい。特に簡単な英語なら、尚更＿＿＿＿
周りの観光客から口笛や笑い声が聞こえてきて、顔に熱が集まる
『フィアンセ』と何故彼が英語で言ったのか。全く理解が出来ない。恥ずかしさの中に身を捧げる行為だ。
「ばっ！バっっカじゃないの！？！？！！」
岩「ほら、乗って」
剛典はそんなの全く気にしない素振りで、私に背中を向けてしゃがむ。そう、つまりはココで私をおぶるつもりだ。
「い、いいってば！一人で歩けるって！」
岩「固定してからなら多少無理してもいいけど、今固定できそうな物持ち合わせてないから。だからダメ。この状況から早く脱出したいなら、早く乗って」
あまりの冷静さに、私の慌てっぷりがおかしいんじゃないかと錯覚してしまいそうになる。いや、私の反応が絶対的に普通なハズだ
マ「＿＿＿＿ちょっと！注目集め過ぎだからっ！
羽田ちゃん！ちょっと手、貸してあげて！」
大きな騒ぎになってきたところでマネージャーの加藤さんがメイク担当の羽田さんを呼んだ
加藤さん、助けるならもっと早く助けてよ！こんな注目浴びる前に！
助けてもらっているのにそんな悪態をつくわけにもいかず、それは心の中にしまって羽田さんの肩をお借りした
剛典はサングラスで表情は読めないけど、きっと怒ってる
でもこの状況で彼に甘える事など不可能だ
そんな事、剛典だって分かってるだろうに、何故...
本当に最近、短気になってしまった。＿＿＿＿＿＿それはきっと、未だに来ない生理のせい
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みちゅ(プロフ) - りのさん» ありがとうございます！月に一度！！作者より多い(笑)そんなに読み込んでもらえるなんて作り手冥利に尽きます。これからも更新頑張ります！ (2018年9月18日 12時) (
レス) id: 9bddc918db (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - みーゆーなーさん» お返事遅くなりました！こんな更新の遅いお話にそんな事言ってくださって嬉しい限りです。14章、公開させてもらいましたので是非！！ (2018年9月18日 11時) (レス) id: 9bddc918db (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - 初めまして！月に一度は1章から読んでます^ ^14章も楽しみにしています♪ (2018年8月31日 17時) (レス) id: 2a50d2a929 (このIDを非表示/違反報告)
みーゆーなー(プロフ) - 初めてコメントします。いつもドキドキしながら読んでます！１日の終わりに読むこの時間が至福の時です♪１４章も楽しみにしています！ (2018年8月28日 23時) (レス) id: d7a3d0d082 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - みちゅさま コメントありがとうございました。すみませんでした。 (2018年8月10日 12時) (レス) id: 3c3903dd1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みちゅ
| 作成日時：2018年7月13日 10時
