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綺麗な景色に、綺麗な人
これ以上ない構図に、そして久しぶりに彼を撮る昂揚感
どれもこれもが最高で思わず撮った写真を見てニヤけてしまう
岩「A!」
「ん?」
岩「サングラス無理なら帽子被っとけ」
写真を撮っているのにサングラスは掛けられない。3月なのに少し強めの日差しだけど、色が見えないといい写真は撮れないから
そんな私に自分の被っていたハットを被せてくれた
「ん、ありがと」
私が帽子をかぶった事に満足そうに笑う剛典を撮った
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岩「マネージャー!プライベート時間は何時から何時まで〜?」
マ「今だって十分プライベートだろ?」
岩「____A、彩子ちゃんに電話して泣きつけ」
マ「ちょっ!待った待った!!分かったから!夕方からなら本当に二人きりになってもいいからっ!」
剛典もマネージャーさんの扱いには慣れているようで。笑
無事に二人だけの時間を獲得した彼は『さ、仕事仕事〜♪』とそこからとても張り切っていた
我ながら単純な彼氏だな、と思いつつもそんな理由で仕事を頑張る彼をとてつもなく可愛いと思う
「ちょっと引きで撮りたいから、そこで待ってて〜!」
その場から移動しようとすると、岩場に足を取られて転びそうになる
_____ヤバいっ!カメラっっ!!
手に持っていたカメラを両腕で抱えて衝撃に備える
コレがなかったら、何のために連れてきてもらえたのか分からなくなってしまうから____
岩「Aっ!!」
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この年で転ぶとか恥ずかしすぎる。そしてビックリした剛典の、私の名前を叫ぶ声が更に注目を集めてしまい更に恥ずかしい
「だ、大丈夫だから。笑」
岩「ったく、お前なぁっ!カメラの前に受け身取れよ!」
腕を下にして転んだ私。そこに付いた砂を優しく払いながらも、口調は厳しい剛典
分かってる。いつも言われている事だから。
「....ごめんなさぁい」
岩「それ、全然反省してない言い方でしょ。笑」
周りの人たちも言葉は通じていないハズなのに、私たちを見て笑ってる。いや、もしかしたら剛典にうっとりしているのかもしれない。私の事を心配そうにしながらも『おっちょこちょいだなぁ』って笑う顔は、、
自分で言うのもアレだけど、、、、、『愛おしい人』を見る目をしていて。
自分の彼氏なのに、見惚れてしまう程だ
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みちゅ(プロフ) - りのさん» ありがとうございます!月に一度!!作者より多い(笑)そんなに読み込んでもらえるなんて作り手冥利に尽きます。これからも更新頑張ります! (2018年9月18日 12時) (レス) id: 9bddc918db (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - みーゆーなーさん» お返事遅くなりました!こんな更新の遅いお話にそんな事言ってくださって嬉しい限りです。14章、公開させてもらいましたので是非!! (2018年9月18日 11時) (レス) id: 9bddc918db (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - 初めまして!月に一度は1章から読んでます^ ^14章も楽しみにしています♪ (2018年8月31日 17時) (レス) id: 2a50d2a929 (このIDを非表示/違反報告)
みーゆーなー(プロフ) - 初めてコメントします。いつもドキドキしながら読んでます!1日の終わりに読むこの時間が至福の時です♪14章も楽しみにしています! (2018年8月28日 23時) (レス) id: d7a3d0d082 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - みちゅさま コメントありがとうございました。すみませんでした。 (2018年8月10日 12時) (レス) id: 3c3903dd1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みちゅ | 作成日時:2018年7月13日 10時