運命の恋、拾われました.13

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「「ガンちゃーん！ハッピーバースデー！！！！！」」

岩「うわっ！＿＿＿ビビったぁぁ！！！」



あぁぁぁ、よかった！！！失敗しなかった！

フッと肩の力が抜けて安堵しながら剛典を見ると、ビックリしながらもすごく嬉しそうな表情をしていて、頑張ってよかったなと思える



タ「ってゆうかお前ら、いっつもこんな感じなの？笑」

友人「もう、マジでラブラブじゃん！笑」


先程の行動はやはり見られていたようで、冷やかしの野次が次々と。笑

うん、。私だって友人のこういう場面を見たらそう思うだろう。笑






岩「ははっ。まぁね〜。


あ、そうだ。まだ言いてなかったけど、俺、、こいつと結婚するからー！

今年中には籍入れようと思ってる。」



そう言って、肩を抱き寄せられた





＿＿＿＿＿＿え？言っちゃって、いいの？？？




私の不安をよそに友人たちは大盛り上がり！
『マジでー！！』『おめでとうっ！』『ガンちゃんよりは先に結婚出来ると思ってたのに！』などと、色んな言葉をいただいた





不安から思わず剛典の顔を見上げると『大丈夫。こいつらは信用してる』って。

それもそうか。剛典の友人だ。悪い人はいないだろう


祝福をされて嬉しくない訳がない。みなさんからの『おめでとう』という言葉にお礼と笑顔で対応した





タ「＿＿＿＿＿＿、」




一人を除いては、。





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『ダブルお祝いだなっ！』って、剛典のサプライズ誕生日会なのに、私も隣に座らせてもらって一緒に祝福を受ける

顔合わせの時も思ったけど、こうやって誰かに祝福されるたびに剛典との結婚が現実になるんだ、と実感が湧く


あまりに夢見事のような事だからなのだろう




友人「タカっ！折角だからお前の良い声でお祝いの歌、歌ってやれよ！」

タ「＿＿＿＿＿あー、ゴメン。ちょっと今、のどの調子が悪くて、」

岩「いいって、そうゆうの。笑

それにタカに歌われちゃったらこいつ、目がハートになっちゃって嫉妬しちゃうから。笑

ほらこいつ、ワンオクの大ファンだからさ。笑」


誰かが『だったら尚更歌ってやれよ〜！笑』って言っている



＿＿＿＿＿＿きっと私たち３人、誰も上手く笑えていない



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いつまでも冷やかされているのに限界を感じたのか、タカが立ち上がった




タ「＿＿＿＿＿、しょうがねぇ！ とっておきの、ラブソングを、。」







そう言って歌い始めた




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