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岩「ただいま____っと。笑」
「おかえりなさいっ!」
時間差で返ってきた剛典に、タックルでお出迎え
さっきまで悩んでいた、暗い私はどこ?状態だ
岩「あーーーー疲れたっ!」
ソファーにでーん!と体を大の字にしてもたれかかった
「_____ごめんね、」
きっと彼は、私の『誕生日当日にお祝いしたい』という気持ちを悟って大急ぎで帰ってきてくれたんだろう
それなのに私は、友達にまでそんな事を愚痴って....
大の字になる彼の足もとに座り込んだ
岩「違う違う。笑 何で自分の誕生日に接待しなきゃいけないのかな〜?って!笑
あの社長さ、SNSのいいね!が欲しくてたまんないんだよ。だから俺はいいね!稼ぎ要因なわけ。笑」
岩「今日は誕生日だから張られてるかもしれない!ってマネージャーに言われて。
_____一人で帰して、ごめんね?」
きっと私があの時泣いたから
会えて嬉しかったのと、ビックリしたのと、、色んな感情が一気に押し寄せてきて、泣いてしまったから。
「ううん。大丈夫」
岩「_____うそつき。笑
Aは一体、何を悩んでるの? 彩子ちゃんにも相談出来なかった?」
ビックリして剛典を見上げると、私の頬に手を当てられる
岩「____俺には言えなくても、彩子ちゃんには言えると思ったんだけど.....違った?」
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_____________忘れてた
この人が手回しの効く人で、彩子とも繋がりがあるという事
そしてその二人は、私の変化にどうしてもすぐに気づいてしまう、という事も。
また涙が出てくる
こんな誕生日にするつもり、なかったのに....
ごめんなさい。誕生日なのに、こんな余計な事をさせてしまって、本当にごめんなさい
「____言いたくて、何度も言おうとしたのに....言えなかった....」
優しい彼の手が私の涙を拭いてくれる
拭ききれなくなったのか、テーブルに置いてあるテッシュを持って私と同じように床に座り込んでくれる
岩「俺にも彩子ちゃんにも、簡単に言えない事って、よっぽど大事件だ。笑」
笑いながら涙を拭いてくれて、『今回は難事件かも。笑』って。
そうだよね。
いつも私の悩み事は剛典か彩子が気づいてくれて、解決の糸口をくれるもんね
私はとことん2人に甘やかされている.....
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みちゅ(プロフ) - りのさん» ありがとうございます!月に一度!!作者より多い(笑)そんなに読み込んでもらえるなんて作り手冥利に尽きます。これからも更新頑張ります! (2018年9月18日 12時) (レス) id: 9bddc918db (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - みーゆーなーさん» お返事遅くなりました!こんな更新の遅いお話にそんな事言ってくださって嬉しい限りです。14章、公開させてもらいましたので是非!! (2018年9月18日 11時) (レス) id: 9bddc918db (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - 初めまして!月に一度は1章から読んでます^ ^14章も楽しみにしています♪ (2018年8月31日 17時) (レス) id: 2a50d2a929 (このIDを非表示/違反報告)
みーゆーなー(プロフ) - 初めてコメントします。いつもドキドキしながら読んでます!1日の終わりに読むこの時間が至福の時です♪14章も楽しみにしています! (2018年8月28日 23時) (レス) id: d7a3d0d082 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - みちゅさま コメントありがとうございました。すみませんでした。 (2018年8月10日 12時) (レス) id: 3c3903dd1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みちゅ | 作成日時:2018年7月13日 10時