2017.02.** ページ10
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凛「お姉ちゃん!遅いっ!」
「ご、ごめんっ!仕事が終わらなくって...」
凛「まぁ私はある程度満喫したからいいけどさっ!お姉ちゃんはいいの?」
沢山のガチャ景品を持った凛が嬉しそうに全部を見せてくれた。彼女の姿を見ると準備は万端そうだ。
「私はいつもやらないから大丈夫。それよりお父さんとお母さんは?」
凛「あー、入る時間になったら呼んでって。向こうのショッピングセンターで時間潰すってさー」
『この雰囲気がいいのに!』って頬を膨らましている凛。彼女がこの日をどれだけ待ちわびていたかが今日の可愛さで分かる。我が妹ながら、可愛い。
「そりゃあお母さん達は場違いだって思うって。笑
私も飲み物買いに向こう行ってきてもいい?」
凛「え〜!一人じゃわちゃわちゃ出来なくってつまんないから、お姉ちゃん来るの待ってたのにぃ!」
膨らんだほっぺを更に膨らませて凛が怒っている。でも可愛い。笑
『じゃあ俺らと一緒にわちゃわちゃしようよ〜!』
こんな可愛い子だから、そりゃあナンパもされますよね。うん、しょうがない
『____あ!この前のツンケンお姉さんじゃんっ!』
そう言われて二人のナンパ野郎を見ると、そこには所謂トサカブレと川崎カブレ
いやいや、どこもかしこもこんな子達ばっかりだから私には全くどこの誰かなんて見分けがつかない。
『ほら!前に会場近くのカフェで声かけたらさ、そんな格好でナンパしたら三代目の皆の迷惑になる〜!とか言ってきたあのお姉さん!笑』
『あ〜思い出した!お友達が俺のドストライクなお姉さん!』
.....あー、その会話で思い出したかも。そういえばそんな事もあった気がする
全く顔は覚えていないけど、その会話のは覚えがあった
ってゆうかあなたたち、毎回こうやって女の子をナンパしてるんですね。ある意味尊敬に値する程の低能さんだということだけは分かった。
『ってゆうかお姉さんさぁ、介護の仕事してない?』
川崎カブレに仕事を言い当てられて、思わず顔を歪めてしまった
______なんで、知ってるんだろう
それは凛も同じようで、「なに、知り合い?」って聞いてきたから「違う」とだけ答えた
凛「.....ねぇあんたたちさ、ナンパにしてはちょっとしつこくない?」
凛は可愛い。
可愛いくせに性格がヤンキーっぽい。
綾子といい凛といい、私の周りにはそういう子が多いのは何故だろう
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みちゅ(プロフ) - りのさん» ありがとうございます!月に一度!!作者より多い(笑)そんなに読み込んでもらえるなんて作り手冥利に尽きます。これからも更新頑張ります! (2018年9月18日 12時) (レス) id: 9bddc918db (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - みーゆーなーさん» お返事遅くなりました!こんな更新の遅いお話にそんな事言ってくださって嬉しい限りです。14章、公開させてもらいましたので是非!! (2018年9月18日 11時) (レス) id: 9bddc918db (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - 初めまして!月に一度は1章から読んでます^ ^14章も楽しみにしています♪ (2018年8月31日 17時) (レス) id: 2a50d2a929 (このIDを非表示/違反報告)
みーゆーなー(プロフ) - 初めてコメントします。いつもドキドキしながら読んでます!1日の終わりに読むこの時間が至福の時です♪14章も楽しみにしています! (2018年8月28日 23時) (レス) id: d7a3d0d082 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - みちゅさま コメントありがとうございました。すみませんでした。 (2018年8月10日 12時) (レス) id: 3c3903dd1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みちゅ | 作成日時:2018年7月13日 10時