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「...ただいまぁ」
いつも通りに帰れるわけもなく、ゆっくりと玄関を開けてひっそりと挨拶をする
岩「おかえり」
岩「よかったー...帰って来てくれた」
ひっそりと行動していたと思ったのに、玄関を開けた瞬間に私は既に彼の腕の中だった
「_____ここで待っててくれたの?」
岩「だって連絡つかないし。
一人で考えたい時だってあるの、分かるから
だから探すような事はしたくなかった。
でも、、
早くAに触れたくて」
背中と腰に回された腕の中
剛典の腰のあたりの服をキュッと掴んだ
まるで無くしたものを取り戻したかのように
背中にあった腕が頭に回されて
髪の毛をくしゃり、と掴まれた
そう。この腕の中
唯一無二のココ
この中で大切にされ続ける女(ヒト)でありたい
.
でも何故だろう
今ココにいるのは私なはずなのに
何故か素直にその事を受け止められない自分がいた
.
.
岩「.....ごめん、俺。
余裕なさ過ぎてかっこ悪りぃ、」
「ううん。私がいつまでも引きずってウジウジしてるから....
__________私らしくないよね」
岩「いや、ことが事だから。
そんな急に心の整理つかないだろうし。
なのに、本当にごめん!」
長いため息を吐いて、言葉を続ける
岩「俺、さ。
正直言って、お前を解放してやりたいって気持ちより
__________俺が嫌だったんだ
俺が、他の男の事で苦しんでる、、他の男のことを考えてるAを見るのが。嫌で、どうしようもなくて。
情けないほどちっちゃい男なん、だょ....」
震えながら話す彼は、決して私を腕の中から離そうとはしない
情けない自分を見られるのが恥ずかしいのか
私の事を失ってしまいそうな怖さなのか
「たかの 岩「やだ!!」
岩「ヤなんだよ...
お前がそばにいないと。
でも、
Aがいないだけで弱くなっちゃう自分がもっとヤなんだよ、。」
愛されてる
そんな事、自惚れでない事は明白だ
なのに、何故
なんでだろう
貴方を見ていると、
離れなきゃいけないような気がしてしまう
離れたい訳ではない
でも、嫌われたくもない
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みちゅ(プロフ) - さとみさん» コメントありがとうございます!恋って楽しい事ばかりじゃないですよね。そういうのを感じ取ってもらえて嬉しいです^_^ (2017年8月9日 11時) (レス) id: cd09dba1d6 (このIDを非表示/違反報告)
さとみ(プロフ) - キュンキュンしたり、切なくなったり(><)本当にハラハラドキドキします(;_;) (2017年7月28日 0時) (レス) id: 1461138320 (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - 美咲さん» 一気読みありがとうございます!とんでもない!コメント頂けるだけで嬉しいです^ ^ これからもよろしくお願いしますねー! (2017年7月27日 22時) (レス) id: cd09dba1d6 (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - 蒼い桜さん» コメントありがとうございます。今一番ドキドキしてもらえる場面かと思うので、そういうのが伝わっていると思うと、とっても嬉しいです!これからもよろしくお願いします^ ^ (2017年7月27日 22時) (レス) id: cd09dba1d6 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 1から一気に読ませて頂きました!!続き楽しみにしています☆拙い感想で申し訳ないですが応援しています♪ (2017年7月25日 17時) (レス) id: 68a0e4caf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みちゅ | 作成日時:2017年7月6日 13時