運命の恋、拾われました.8

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「大丈夫です！リーダーだからこそ、ですよ！

だから、イワ....タ、、



＿＿＿＿剛典、気にしないで＿＿＿＿？」


彩子をそっと離して片岡さんの方を向く
恥ずかしくて剛典の方は向けなかった





ここで名前で呼ぶのは何となく自分でもズルい気はした。

でも、私はこの人ときちんと向き合いたいから




岩「＿＿＿＿記憶、戻った.....？」

「＿＿＿まだ。


でも、





か、帰っても＿＿＿＿＿いいで＿＿＿＿ぅわっ！！」



私が全部を言い終わる前に
剛典の腕が私の腰に回されて

私の身体はフワリと宙に浮かんだ


そのまま嬉しそうな顔をして、クルクルとその場で回される

怖くて思わず彼の首に手を回した





岩「俺、今 さいっこうに幸せっ！！」


周りから聞こえる野次が恥ずかしくて、真っ赤になっているであろう耳を塞ぐ

岩「ココを塞がないAが悪いんだからね＿＿＿＿」




可愛らしい音を立てて触れ合った唇に、周囲からの野次が飛ぶ


私の顔を覗き込む剛典の顔が最高に幸せそうで



私も幸せな気持ちになった




「＿＿＿＿え？どうしたの？」

じんわりと温かくなる心が心地よくて、剛典と見つめ合っていると
不意に彼の目からこぼれる涙



私のせい＿＿＿＿＿？




岩「＿＿＿＿Aが....



Aが笑ってくれたぁぁあああ！！！」


私のお腹に顔を埋めてスリスリされる

くすぐったくって＿＿＿＿心地いい



そんな彼があまりにも可愛くて、おもわず頭を撫でた





.




彩「＿＿＿＿私は認めたわけじゃないから」

「彩子.....」



彩「認めた訳じゃないけど、あんたが一緒に住みたいんだったら
それでいい」

「あやこーーーぉぉぉおお♡」


彩「ちょっ！抱き着いてこないでー！

岩田の匂いがしてやだ！！」


岩「ひどーい！泣
俺そんなクサくないよねー？！」


彩「うるさい！黙れ！！
＿＿＿＿＿私はあんたを認めてないからね。


Aの意見を尊重するだけ。


本当はあんたの所になんか行かせたくない！！！」

人差し指を剛典に付き出して、悪態をつく彩子
こんなに怒ってるの、初めて見たかも....



彩「＿＿＿＿Aに隣に居て欲しいなら



もっとデカい男になりなさい」




.





「「＿＿＿＿かっこいい〜♡」」




誰かと被ってしまい、そちらの方を見ると



直人さんが乙女のように胸の前で手を組んで
キラキラした目で彩子を見つめていた。



....直人さん。笑

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2015.11.＊＊→←↓.

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