検索窓
今日:4 hit、昨日:8 hit、合計:365,870 hit

↓. ページ19

.







彩子の鋭い目線は、片岡さんの方へ


彩「ガンちゃんの隣にいちゃいけない!?


____Aの隣にいなきゃいけないのは、ガンちゃんの方でしょ?!?!」



フロア全体がシンと静まり返る


_____私には何が起こっているのか、よく分からない




彩「Aをこんな風にさせておいて。

原因はあなたの仲間でしょう?!
それなのにAが責められなきゃいけないの?
一生懸命記憶を辿ろうとしている彼女に対して、そんな女じゃ仲間を支えられないから、って。
そうやって簡単に切り捨てるの____?!?」


直「____っ」



彩「___あぁ、そっか。笑



あなたたちは芸能人様。だもんね。

支えられて当たり前で、それが出来ないならいらない、ってポイ捨てできるんだもんね!



___代えなんて、いくらでもいるんだもんね!!!!」



岩「ちょ、ちょっと待って彩子ちゃん、。落ち着こう?」

多分、一番状況が分かっていないであろうイワタさんが彩子を宥める


岩「___ごめん、俺状況が分かんないんだけど....えっとー...」




イワタさんが下を向いてる彩子の、その震える肩に手を置く


岩「俺、支えてくれる人が欲しいんじゃなくて、


Aに隣に居て欲しいんだけど....。




_____そんなんじゃ、迎えに行っちゃダメかな......?」




彩子は本格的にワンワンと声を上げて泣き出した


オロオロするイワタさんの手を彼女の肩から降ろして、私が彼女を力いっぱい抱きしめた





彩子、ありがとう。
言葉にするのが下手くそな私に代わって、私の想いを代弁してくれて。
私の本当の想いまでをも読み解いてくれて。


言葉では伝えられないほど感謝してるよ

その思いが、このハグで伝わりますように。






.






直「Aちゃん、彩子ちゃん。____すいませんでした!!」


二人して抱き合って泣いていると、周囲がまたザワザワし出しす


片岡さんの良く通る声にみんな驚いている様子だ


直「あんなイヤな言い方して、ごめん。



俺____リーダーのくせにガンちゃんの事しか考えてなくて....」


岩「え?直人さんがなんか言ったんすか?」



イワタさんの鋭い視線が片岡さんの方へ向けられて、顔が少しだけ険しくなった



.

↓.→←↓.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (213 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
695人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン

みちゅ(プロフ) - さとみさん» コメントありがとうございます!恋って楽しい事ばかりじゃないですよね。そういうのを感じ取ってもらえて嬉しいです^_^ (2017年8月9日 11時) (レス) id: cd09dba1d6 (このIDを非表示/違反報告)
さとみ(プロフ) - キュンキュンしたり、切なくなったり(><)本当にハラハラドキドキします(;_;) (2017年7月28日 0時) (レス) id: 1461138320 (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - 美咲さん» 一気読みありがとうございます!とんでもない!コメント頂けるだけで嬉しいです^ ^ これからもよろしくお願いしますねー! (2017年7月27日 22時) (レス) id: cd09dba1d6 (このIDを非表示/違反報告)
みちゅ(プロフ) - 蒼い桜さん» コメントありがとうございます。今一番ドキドキしてもらえる場面かと思うので、そういうのが伝わっていると思うと、とっても嬉しいです!これからもよろしくお願いします^ ^ (2017年7月27日 22時) (レス) id: cd09dba1d6 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 1から一気に読ませて頂きました!!続き楽しみにしています☆拙い感想で申し訳ないですが応援しています♪ (2017年7月25日 17時) (レス) id: 68a0e4caf2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みちゅ | 作成日時:2017年7月6日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。