運命の恋、拾われました.8

2015.10.＊＊ ページ11

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看護師「おはようございます。青山さん。
気分はどうですか？」



「おはようございます。はい、寝たら少しだけすっきりしてきました」




バイタルチェックをしてもらう

やっぱり看護師さんは慣れていて、診るところも違う
介護士でもバイタルチェックはするけど、こんなに細かな所まで診る訳ではないからなぁ




__________ん？仕事？？！



「うわー、、」


仕事の事なんて頭から全く抜けていたこと、今になって気付いた



看護師「どうかなさいましたか？」

「あ、いや。仕事先に連絡しなきゃいけないなって。
今日は何時に帰れるんですかね？？」

看護師「お仕事先は近くですか？」

「えっと.....え？ここは何病院ですか？笑」


私ってば本当に何も考えずに、ここがどこなのかも確認せず寝てたよ



看護師「〇〇病院です」

「.......？？えーっと、住所とかって....」


看護師「東京都目黒区.....」

「え？！目黒区？？！」



__________何でそんなところに、、




そういえば昨日の男性、、、






何かを思い出せそうな時



あたまが......
__________いった.......っ




看護師「思い出そうと考えちゃダメ。
落ち着いて、深呼吸しましょう」


そう促された






.






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廊下がなんとなく騒がしくなって

扉が勢いよく開けられる




彩「A！？ 大丈夫っ？！？！」


「あ、彩子だー。うん、分かる。笑」

はぁぁ、と大きなため息を吐いてゆっくりとこちらへ向かってきた


彩「相変わらず話が噛み合わない感じで安心した。笑」

ベッドサイドの丸椅子に腰かける



＿＿＿＿コンコン



彩「はーい」

何故か彩子がノックに対しての返事をすると、またしてもドアが乱暴に開かれる



岩「＿＿＿彩子、ちゃん、、」

彩「そんな怯えないでよ。笑


＿＿＿＿＿まだ、何も言ってない」


「え？彩子の知り合いだったの？」



岩「＿＿＿＿彩子ちゃんは、分かるんだ.....」



昨日のように、悲しそうに私を睨んでくる男性


彩「何年の付き合いだと思ってんのよ。
それで忘れられたら困るわ。笑」


「＿＿＿＿ごめん、なさい」




彩「あんたが謝る事じゃない。

A、この人はイワタタカノリ。




私の知り合いでもあるけど、



＿＿＿＿＿＿貴女の彼氏でもあるのよ」




イワタさんを見ると、彼は俯いていて表情は分からなかった

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