たくさん甘やかして【🍎🍥🐏】 (ページ2)

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おはよう　nqrse ページ2

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「Aー、おきて」
『ん〜…まだ、て、え？』
「おはようA」
『え、なるせ？？？』

名前を呼ばれカーテンから差し込む日の光にかすかに目を開ける。いつもなら二度寝をするところだがあまりの驚きさに目を開けた。え、なるせが私より早く起きてる？？
思わず上半身を勢い良く上げるとなるせにぶつかりそうになり「あっぶね」と避けられた。え？まだ夢？

『エッ？？』
「めちゃくちゃびっくりすんじゃん」
『いやそうでしょだってえ？』

未だに状況が飲み込めないでいるとなるせはいたずらっぽく笑ってベッドの縁に座った。あくびをしているあたりやっぱりまだ眠いらしい。寝癖もついているしまだ起きてからそんなに時間はたっていないのだろう。

「俺さ、Aの寝顔見たくてさ〜」
『…え？』
「ほらいつも俺より早く起きるじゃん？夜は電気消してるからそんなよく見えないし、だから朝早く起きたらAの寝顔じっくり見れんじゃーん！って思って、俺天才じゃね？」

なるせはそうご機嫌そうに言った。この調子だと本当に早く起きて私の寝顔を堪能したのだろう。そう思うと少し恥ずかしくなった。いやでもそれだけでなるせって早く起きれるの？？
　

「Aの寝顔ってあどけなくてマジでかわいい30分は軽く見た」
『いやすごい見たね…』
「赤くなってるのかわい〜〜！」

なるせはそう言うと私のことを抱きしめてその勢いでボスっとベッドの上に倒れた。
すると体温とベッドに残るぬくもりに眠くなったのかまたあくびをした。

「ふわぁ〜ねむ」
『二度寝する？』
「する、Aも」
『私は起きるよ』
「だーめ」

そう言うと強く抱きしめられた。これは逃げることもできないなと思い仕方なく布団をかけた。なるせは満足そうにニマニマしていた。
気づいたらなるせは寝ていてその可愛い寝顔をみて私も目を閉じた。

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