🍥にいろいろしてみる (ページ23)

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こたつと君は最高すぎるページ23

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『さむ〜〜こたつ〜〜！』
「まってA冷たッ」
『キッチンめちゃくちゃ寒いんだよ、なるせは分からないかもしれないけど！』
「ハイハイどーせ俺にはわかりませんよー」

お皿洗いも終わりこたつに滑り込む。
なるせはそう言いながらも私の手を包み込みギュッと恋人繋ぎをした。なんでなるせってこんな常に手暖かいの？
でもめちゃくちゃ寒いからここは素直になるせに甘えておこう…そう思いなるせにくっついた。

「俺暖かいっしょ」
『こたつとなるせ最高すぎる』
「やっぱり？冬はなるせに限るだろマジで」

ふたりでそうクスクスと笑う。あ〜〜幸せだ〜〜と机の上に顎をのせてニマニマするとなるせも同じようにニマニマしていた。そうして少しの時間ふたりでテレビを見ているとなるせがモゴモゴと動き出したのでチラッとなるせのことを見ると変わらずテレビを見ていた。するとスルスルっとさりげなく私の足と自分の足を絡めてきたので固まる。

『ちょっとなるせ？』
「んー？」
『足、ちょっと！スリスリしないで』

逃れようとしてもなるせは足をガッツリホールドしてくるので逃げられない。注意してもやめようとしないし視線はずっとテレビに向けているためこれはもう駄目だとだまると次はなるせがこちらを見てきた。

「こたつでイチャイチャしたいわ俺」
『…今既にしてるじゃん』
「こんなんまだぬるいっしょ」

なるせはそう言うと机の上にあったリモコンを取ってテレビを消した。突然消えたテレビに驚くと顎を触れられてなるせの方を向かされパチっと目が合う。長い時間こたつに入っていたからかなるせの顔は少し赤くてまずいと思った頃には唇を奪われていた。キスをしたまま簡単に押し倒されてしまい覆いかぶさる形ではなく横に並んでなるせも寝っ転がった。そのタイミングで唇も離れる。

「赤くなってかわいいね」
『もう、なるせのせいで暑い』
「じゃあこたつから出る？そしたらベッドまで連れて行くけど」
『…じゃあこたつから出ないって言ったら？』

私がそう言うとなるせは意地悪っぽく笑って「じゃあもっとちゅーする」と言って唇を合わせた。先程よりも深いキスに息を漏らすとなるせは私に息を吸うタイミングを与えたと同時に少し起き上がり、私の頭の横に肘をおいて私に覆いかぶさる体制になった。こたつから出ても出なくてもそういう日じゃん、と思いつつ抵抗しない私も私だ。

『んーッ、なるせ、』
「ハーーー、こたつとAも最高すぎるわ」

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