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「あーーー俺マジで余裕ないだっせー」
『え？』
「こんなんで嫉妬する俺だせえ、しかもちょっとの嫉妬じゃないのやばい」
なるせはそう言うと今度は優しく私にキスをした。そして私の頭を愛おしそうに撫でた。
思ったよりも傷ついた顔をする彼にとても申し訳なくなり、経緯を話す。
『ごめんちょっと嫉妬させたかったの』
「…最近かまってなかったから？」
『い、いやまあそれもあるけど最近なるせ不健康すぎるしお仕置きしようかな〜って…』
「あーーなるほどね？じゃあ十分だわ、もう懲りたAが他の人に夢中とかこんなん一生むり」
私の上に乗ってそうぽつぽつ話す彼がとても可愛らしく見えて次は私が彼の頭を撫でた。するとなるせはさっきとは違うまた不機嫌な顔をした。『またかわいいって思ってるでしょ』と言いたいのだろう。私は少し笑って撫でるのをやめた。
『でもなるせはダサくないよ』
「ん？」
『私こんなに愛されてるんだなーって嬉しかったもん私も好きだなあってなった』
「ほんと？俺ダサくない？」
『うん』
「ふへ、えへそっかあ」
私がそう言うとなるせはご機嫌になって私から離れた。私もそれにつられて起き上がるとなるせは私の手を取って寝室まで引っ張っていった。私が『え？』となる頃にはベッドにぽんと寝かされていた。
『いや、え？』
「一応俺もお仕置きされたけど？でも俺は傷ついたからまあ俺からもお仕置きしちゃおっかなーって」
『ちょっ、まって、えっん、』
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『も、むり、』
「は？お仕置きだからこれ」
『しぬ、』
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作者名：みるる
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/Nagisa-Aonami/?w=1
作成日時：2021年10月17日 0時
