しずくが五十八滴 ページ12
「うん、白雪の髪いい色ー」
泣き止んだあとはケロッとして、白雪の髪をさわさわと触っている
「薬室行くー」
ドアを指差していった
白雪「薬室へ?お薬があるんですよ?」
「ううん、ガラク!」
白雪「室長に会いたいんですか?、」
こくんっと頷くA
乱れているドレスと髪を直して、薬室までむかった
「がらく!あそんでー!」
ガラク「おや姫。お昼寝は終わったんですか?」
「うん。あの甘いやつやってー」
そう言って両手を差し出した
ガラク「懐かしいですね、たしか、、、、」
奥の方の棚に入っていったガラク。
3つの小さい瓶を持って戻ってきた。
キラキラとした粉末状になったものと、赤い花と白い花。
それを少量ずつAの手のひらにのせる
ガラク「ゴシゴシしてください」
こぼれないように慎重に手をこする。
白雪「それは、、?」
ガラク「ああ、香水と同じものだよ、小さい頃はこうやってよくここで香りで遊んでいらっしゃたんだ」
白雪「そうなんですか、」
「しらゆきー、あまーいよ」
と手のひらを白雪の方に向けた
白雪「本当だ、いい香りですね!」
「これね、しわわせ(幸せ)な匂いなんだってっ」
ふんわりと微笑むA
白雪「本当だ、幸せな香りですね」
白雪もふんわりと微笑んだ
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ピーナッツ - この作品が大好きになりました!これからの更新楽しみにしてます!!頑張ってください♪ (2016年3月30日 2時) (レス) id: 84c311ad5e (このIDを非表示/違反報告)
じゅえりー(プロフ) - セルナさん» わあ!また同じことしてしまいました!ありがとうございます!これからもがんばります! (2016年2月21日 15時) (レス) id: 888e21e422 (このIDを非表示/違反報告)
セルナ(プロフ) - オリジナル作品ってついてますよー それと続編おめでとうございます! (2016年2月21日 14時) (レス) id: 1160f85820 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じゅえりー | 作成日時:2016年2月21日 11時