しずくが十三滴 ページ15
木々「A、もうお腹いっぱい？」
皿を置いてオビト楽しそうに話しているAに話しかけた。
「はい、どれもとても美味しかったです」
ニコリと笑った
木々「そろそろドレスの採寸に行かないと。仕立て屋がドアの前で待ってるかも」
ドレスという言葉にAの顔が明るくなる。
「すぐ行きます！早く行きましょう！ねっ」
木々「クスッ、うん、行こうか」
と、食堂を出た。
仕立屋「姫様、今回はどの生地でお作りいたしましょう」
と、何十種類もの綺麗な布が並べられる。その奥には豪奢極まりない飾り物も。
Aは何かというとすぐにドレスがほしいと言うので、城にAお気に入りの仕立屋を置いている。
小さい頃からドレスを作らせているので、Aの好みはもちろん、サイズや飾り付けも完璧だ
「今回は私の目に映えるような青いドレスがいいわ！」
こういうところは女王様気質というか、自分を飾るときはいつもより自分の意見をはっきりという。
「ねえ木々様？Aにはどの布が似合うと思いますか？」
と、何種類もの青い布を前にして聞く。
木々「このターコイズの色にしたら？パーティーは外でやるんだし、ピッタリじゃない？」
一番肌触りが良くて、Aの深い藍色の瞳に映えそうな明るめの布を選んだ
すぐに布のカットに入る仕立屋を見ながら、パーティーが楽しみなことを木々に話す。
木々はそれを聞きながら、当日につける耳飾りなどを選んでやる。
「このパーティーで一人でも多くの方に私のことを知ってもらわないといけませんね」
木々「Aならきっと大丈夫。話の種なら尽きないほどあるし、相手の心をつかむのは悪魔並だからね」
「まあ、そんな人聞きの悪い。話上手だと言ってくださる？」
と、楽しげに話をした。
ドレスの採寸が終わり、すっかり日が暮れた頃、白雪に会いに来た。
白雪「姫がパーティーを開くんですか？きっと楽しいでしょうね！」
笑顔でいう白雪にAも笑顔で返す。
「あのね、料理も全て私が考えたの！兄様もパーティーに出てくださるんですって」
白雪「よかったね、楽しみだね 来週」
「はい！ところで、それはなんの花なのですか？」
この前来た時にはなかった花に興味を示した。
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これからも「クラリネスの王女様」をよろしくお願いいたします。
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ロンド - これからも頑張ってください！面白いです。 (2016年3月22日 10時) (
レス) id: 131cdd29b3 (このIDを非表示/違反報告)
セルナ(プロフ) - はい！ (2016年2月11日 21時) (レス) id: 1160f85820 (このIDを非表示/違反報告)
じゅえりー(プロフ) - セルナさん» リクエストがあったらいつでもおねがいしますね！ (2016年2月11日 21時) (レス) id: 888e21e422 (このIDを非表示/違反報告)
セルナ(プロフ) - ヾﾉ≧∀≦)ｲｴｲｴ! いつも楽しく読まして頂いてます！これからもがんばってください (2016年2月11日 21時) (レス) id: 1160f85820 (このIDを非表示/違反報告)
じゅえりー(プロフ) - セルナさん» ホントだ、、、ありがとうございます、直しました！読んでくださってありがとうございます (2016年2月11日 20時) (レス) id: 888e21e422 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゅえりー | 作成日時：2016年2月2日 23時
