推しに似ているジェミン (ページ13)

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『…ジェミン君と似たようなこと言うんだね』

って言うとロンジュン君は「うぇ〜あいつと〜？」と嫌な顔をした。

jm「Aちゃん帰ろ」

部活が終わったジェミン君が美術室まで迎えに来てくれた。

rj「ジェミナ、明日もAさん借りるわ。あと、帰りも俺が送ってく」

jm「は？なんでだよ」

それは内緒だよな〜って私を見てニヤニヤするロンジュン君、それにジェミン君が不機嫌になったので苦笑いで返した。

jm「…勝手にどうぞ」

ですよね…
でもショックなのは、もしかしたらジェミン君のことが好きになっているからなのだろうか。

jm「ロンジュンと何話してたの？今日で凄い仲良くなってるし」

帰り道、ジェミン君は私に聞いた。

『…なんでそんなに気になるの？」

さっきは勝手にどうぞとか言ってたくせに。

jm「それは…」

jm「Aちゃんは俺の彼氏でしょ？あまり他の男と喋っちゃダメじゃない？」

それは本心？それとも私を落とすための演技？

…ジェミン君がわからない。
離さないとでもいうかのように私の手を強く握る理由も。