奇跡の子.1 ページ40
ぴくとside
あれは...丁度俺とAが14の時の話。
___________________
pk「......ん。母さん終わったよ！」
『ありがとう。もう良いわよ、遊びにでも行ってらっしゃい』
pk「いいの？じゃあ街の本屋行ってくる！」
丁度欲しい本が発売されていて少しうずうずしていた俺には丁度良かった。
財布をカバンに入れて扉を開ける。
辺りは見慣れた木々が森となっていた。
......この街には、魔女が居るらしい。
小さな頃から母親に何度も何度も聴かされていた。
魔女と仲良くなった子は皆ペロリと食べられてしまうと。
でも、14年間生きてきてそんな人には会わなかった。きっと迷信だろう。
...あぁ、でも。魔女じゃないけど、魔女っぽい人はこの街に居たなぁ。
確か、名前は...。
『あ、魔女！』
『魔女じゃなくてバケモンだろw』
「......」
彼女...いや、彼なのか...。
名前はシャ・A。多分自分と同い年。
裕福でも貧乏でもない普通の暮らしをしている、街の住民の1人。
が、服は見かける度にドロドロに汚れ、前髪は瞳を隠す程になっていた。
両親は居ないのだろうか。
あの人は周りがなんと言おうと言い返さなかった。
そんなことを思いながら本屋で本を買い、本屋を出ようかとしたその時、噂の魔女さんが本屋を訪れた。
少し本棚を眺めた後、２・３冊程の本を抱えてレジに置く。
でも、お店の人はあたかも誰も前に立っていない様に無視をする。
しばらくすると、魔女さんが本を抱えて本棚に戻し、とぼとぼと帰ろうとしていた。
pk「......あのっ」
「......何」
pk「...本、どの本が欲しいんですか？」
「...は？」
pk「えと、その...僕が代わりに買ってきます」
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Ravolii@小説屋(プロフ) - 碧翔さん» えーっとお話選択の下にある登場人物設定の欄にある人1の下に枠があるのでそこにいれたい名前を入れて頂ければ変えられることが出来ます。ですが、ワトランという名前は固定させてもらってます (2021年7月31日 15時) (
レス) id: ca6817d4fc (このIDを非表示/違反報告)
畑田にな(プロフ) - ふぁ〜！好き。続編おめでとうございます！お体に気を付けて更新頑張ってください！応援してます！ (2021年7月31日 6時) (レス) id: 17bca52c33 (このIDを非表示/違反報告)
碧翔 - 続編おめでとうございます！突然ですが、リベリカの名前って変わらない感じですか？ (2021年7月30日 22時) (レス) id: 0e1788e627 (このIDを非表示/違反報告)
匿名くん - こんばんは､続編おめでとうございます｡次の更新も待ってます､！ (2021年7月30日 22時) (レス) id: 936f7e9bd2 (このIDを非表示/違反報告)
Ravolii@小説屋(プロフ) - Luna@ルーナさん» コメントありがとうございます！更新頑張りますね！ (2021年7月30日 17時) (レス) id: ca6817d4fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ravolii | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/michirubox9/
作成日時：2021年7月30日 13時
