バッドエンドは突然に ページ36
※微死ネタ注意
きんときside
みるみると血が溢れでる。
突然のことで何も出来ずにただただぴくとさんの体を支えることしか出来なかった。
pk「ぅ......きんとき、さん...大丈、夫ですか...？」
kt「そりゃもう...大丈夫だけど、ぴくとさんはｯ...」
pk「良かっ、た...俺は、もう...いいんで、逃げてくだｯ...さい」
kt「そんなこと言わないでください！Aさんきりやん呼んでくだ」
pk「無、理...ですよきりや、んさん...も教われてい、ますか...ら」
そう言ってゆっくりと目をつむった。
ぴくとさんの体温はどんどんと失って冷たくなっていく。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
無力じゃないって、無力じゃないって言ってくれたのにｯ...！
ぴくとさんが死ぬなんて信じない、そんな運命信じない
「......ぴくとｯ...！」
「やだ......俺は、俺は...！」
「ぴくとが死ぬなんて信じない...ぞ...！！」
kt「...Aさん」
「ぴくとは死なねぇ！！俺と肩を並べた相棒なんだ！」
ボロボロと涙を溢した。
こんな別れなんて最低だ。
神様、仏様。どうか、もう一度チャンスを。
ぴくとさんの頬を撫でる。まだ暖かい。
kt「......あれ、暖か、い？」
ぴくとさんの背中の傷は不思議なことにみるみるうちに塞がっていく。
血まみれの床も無くなり、元の姿へと戻っていく。
しばらく混乱しているとぴくとさんと目が合う
pk「......きんときさん？」
kt「ぴくとさん？！」
「......ほら、言ったｯ...ぴくとは死なねぇってよ」
pk「A、もしかして...」
「え、俺？」
pk「...いや、なんでもない」
何かをはぐらかす様になんでもないと言うとぴくとさんは立ち上がった。
pk「ほら、早く立って。さっき言った通り兵士の生き残りが攻めてきてるんです」
そう言った瞬間、Aさんの気配が一瞬消えた。
後ろを振り返るとそこには黒いローブをまとった人物がAさんを捕らえていた。
kt「Aさん？！」
pk「Aを離せ！」
『......流石"奇跡の子"と呼ばれただけあるな...』
kt「奇跡の子？」
pk「ｯ！何故それを...！」
『まぁ、どの道お前達にも来てもらう。口封じにな』
pk「チッ......おら！！」
ぴくとさんの投げたナイフは弾かれ、次の瞬間にはぴくとさんはぐったりと倒れていた。
kt「ぴくとさん！！(ｶﾞｯ)あ"ｯ...！」
意識はそこで途切れた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 328人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Ravolii@小説屋(プロフ) - 碧翔さん» えーっとお話選択の下にある登場人物設定の欄にある人1の下に枠があるのでそこにいれたい名前を入れて頂ければ変えられることが出来ます。ですが、ワトランという名前は固定させてもらってます (2021年7月31日 15時) (
レス) id: ca6817d4fc (このIDを非表示/違反報告)
畑田にな(プロフ) - ふぁ〜！好き。続編おめでとうございます！お体に気を付けて更新頑張ってください！応援してます！ (2021年7月31日 6時) (レス) id: 17bca52c33 (このIDを非表示/違反報告)
碧翔 - 続編おめでとうございます！突然ですが、リベリカの名前って変わらない感じですか？ (2021年7月30日 22時) (レス) id: 0e1788e627 (このIDを非表示/違反報告)
匿名くん - こんばんは､続編おめでとうございます｡次の更新も待ってます､！ (2021年7月30日 22時) (レス) id: 936f7e9bd2 (このIDを非表示/違反報告)
Ravolii@小説屋(プロフ) - Luna@ルーナさん» コメントありがとうございます！更新頑張りますね！ (2021年7月30日 17時) (レス) id: ca6817d4fc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Ravolii | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/michirubox9/
作成日時：2021年7月30日 13時
