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真白視点
結局、AをA国から離す方法を見つけ出す事が出来ずに、日営国の総統様が来てしまった。
pi「こんにちは。日営国の総統をしています。ぺいんとです」
rd「同じく、日営国の書記長をしています。らっだぁです」
総統「よく来たな。もう貴女方に渡す人はいるぞ」
と、言って総統は僕を前に出す。
総統「良ければ、少し話してやってください」
rd「はい。ここでもよろしいですか?」
総統「私はしばらく、ここを離れるので大丈夫ですよ。では」
と言って、総統は客間から出ていった。
pi「いやぁ助かったよ。うちの国の幹部少ないんだ」
rd「宣戦布告されたらひとたまりもないからな」
pi「よろしくね!……えーと」
真白「あ、すいません!名も名乗らずに……真白と言います」
rd「真白君、よろしくー」
と、僕はぺいんとさん、らっだぁさんと話していくうちに思った事があった。
もしかしたら……Aを預けられるかもしれない。
そもそも、預けられるか分からないけど、
この人達なら、信用出来る。
と、僕は思いきって、
真白「あ、あの!」
pi「ん?どうしたの?」
真白「僕の…………兄弟を助けて欲しいんです」
rd「……どういうこと?」
真白「実は僕には、双子の兄弟がいるんです。兄もいましたが、A国にいないんです。
その双子の兄弟の一人が、僕以外の全員から、
嫌がらせされてて……その制で"悪夢症"という病気にかかってしまったんです」
pi「ふんふん…………その悪夢症を治す方法って?」
真白「基本的には悪夢症はストレスなどからやってくる物が多いそうで、解消方として、
ストレスの原因を無くす。つまり、ストレスの原因であるA国を離れる。そして、今やっている薬の投与で治すことなんですが、一向に治る気配が無いんです………………だから……」
"一緒に日営国に連れて行って欲しい"
と言う言葉が中々出てこない。
もし、断られたらどうしよう。
そんな不安が横切って中々言い出せなかった。
真白「…………だから……」
pi「日営国に連れてって欲しいんでしょ?」
真白「……………………はい」
真白「最悪僕は連れて行かなくたっていいから…………どうかAを連れてってください……」
と、いつの間にか、僕は涙をぼろぼろと流していた。
rd「さすがにここまで聞いて…………なぁ?」
pi「断る奴はいないでしょ!」
真白「……いいんですか?」
pi「当たり前だよ!一緒に連れて行こう!」
真白「っ……………………ありがとうございますっ…………!」
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紫華 - イェイイェイ超面白い♪ぴくとさんとこんなところで再開するって嬉しすぎる!まぁたぴくとさんとの小説書いてくださいね??(圧)((殴 (5月1日 13時) (レス) @page36 id: 58c41ebb72 (このIDを非表示/違反報告)
春霞 - 無能系まってました((o(^∇^)o)) (2020年12月5日 18時) (レス) id: 1595b98e9a (このIDを非表示/違反報告)
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