天候屋が有能魔法学校に入学するようです。［2］

77時限目 ページ36

霧夜視点


kr「ありがとう……」
ut「いいってことよ！」
元気やわ。
kr「私さ。無理してるの分かってても誰かに相談出来ないからさ。大先生が気付いた時でいいから言ってくれへんかな？」
rbr「もちろん！霧夜には何かと世話なってるからな！」
syp「クラス試験の借りを返せてないし、それくらいは承知しますよ」
kr「えっ！？ショッピ君にロボロ……い、いつの間に……」
rbr「てか、霧夜も色々考えてんねんな」
syp「全部詰め込まないでくださいよ？」
kr「っ……うん。ごめん。心配かけてると思うし、帰るよ」
私は、また"家族に会いに行く"ことを止める事にした。


rbr「ここで分かれるわ。じゃあな」
ut「気を付けて帰るんやで！」
kr「うん。ありがとうな！」
と、私は大先生達とわかれた。


春霞視点


ただいま買い出し中の春霞です。
霧夜が最近疲れてるのかすぐ寝るのでしばらく雷他と手分けして、家事やることなったわ。
syn「んー……よし！全部買った。帰ろ」
すると、
mob「君！可愛いね。良かったらお茶でもどう？」
げ。でたよ
syn「いえ、結構です」
mob「そんなこと言わずにさぁ？」
と、私の手を握る。
うわうわうわ…………。
絡まれていると、
kr「あのぉ……そいつ、僕の連れなんやけど？」
kr「勝手に連れて行かんとってくれへん？」
mob「ﾁｯなんだ。連れいたの？じゃあ」
と、そそくさと帰って行った。
syn「霧夜ぁ！助かった！」
kr「別にええよ。でも、演技辛いわ」
私達はそんな話をしながら店へと帰るのだった。

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