勇気 side-男主 ページ11
テニスのコートに行くと、早速輩共が後輩にボールを当てて虐めたりしていた。
『おーおー。やってんなお前ら』
md「あ"？誰だお前。三年に逆らう気か？」
『ホンマ、すーぐ位が上やからって威張って……これやから嫌われんねんで？』
md2「三年に逆らうという事はお前ら分かってるんだろうな？」
「？」
pk「ｯ……テニス、勝負」
md「後輩。分かってんじゃねーか。それにらっだぁにぴくと。お前まだ試合途中じゃねぇか」
md2「流石にダブルスで俺らより早く入ったからには勝てるよなぁ？」
rd「…………」
らっだぁは黙りこんでしまう。
もうこれで分かる。コイツらは強いんだと。
それでも……それでも！
『おいらっだぁ！諦めんな！』
rd「！」
「兄さん！？」
『お前はそれでええんか！このまま諦めたら後輩達はどうなる！しっかりしろよ！』
md「んな事言ってるお前とその後ろにいる嬢ちゃんは出来んのか？」
「…………知らない。そもそもルールなんて知らないよ」
md2「はっ！そんなで良く言える！」
pk「ちょっと！この人達は関係な……(ﾊﾞｼｯ)う"っ！」
ぴくとが俺達を庇おうと向かうも、ラケットが投げられ、肩に強く当たる。
rd「ぴくとさん！」
何故か、怒りが湧いた。
まるで妹の事かのような怒りが湧いたんだ。
「兄さん」
『おう。分かっとる』
md「なんだ？テニス勝負か？」
「……まぁ、そうかな？」
rd「は！？二人とも？！無茶だ！」
md2「へっ。やってもらおうか。ただし、条件だ。元々はらっだぁとぴくととの試合だ。1セット事にお前ら二人のどちらかとらっだぁかぴくとのペアでやってもらうからな」
『そんなん承知の上。やってやる』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 14人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
無音(プロフ) - 命璃さん» いえいえ！こちらこそありがとうございます！ (2021年2月3日 21時) (
レス) id: 6d60365257 (このIDを非表示/違反報告)
命璃 - 今回は合作していただいてありがとうございます (2021年2月3日 21時) (レス) id: 0f54719608 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
